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小江戸佐原をぶらぶらと

東京から約80Km。千葉県香取市にある小江戸佐原に行ってきました。今日は大好きなブラタモリ風にぶらぶらと散歩します。

佐原は、江戸幕府が新田開発をしていた場所。東北諸藩の年貢米など、太平洋側からの荷受けをする集散地でもあり、江戸に荷物運ぶ、利根川水系を利用した水運の要所でした。

当時の佐原商人たちは、米・酒・醤油などを江戸で売りさばき、そこで儲けた金を使って今度は、江戸の流行りの品を買い求め、佐原で販売しました。

佐原は『江戸まさり』と呼ばれるほど、独自の発展をします。

町の中心を流れる小野川の両岸は、伝統的建造物群保存地区となり、当時の建造された商家が保存されていて、古き良き時代を感じることができます。

最近だと、劇場版ミステリと云う事なかれのロケ地になったとか。


 

ランチは『千よ福』さんでいただきました。
外観はノスタルジックな旧家ですが、内装は今どきな感じです。

秋を感じる前菜

注文が入ってから土鍋で炊くごはん

牛乳と生クリームとゼラチンで固めた峯岡豆腐

この辺りは、酪農の発祥の地。将軍吉宗がインドから白牛を連れてきて、峯岡牧で酪農をはじめたのが日本初なんだそうです。この峯岡豆腐は、新鮮な牛乳がたやすく手に入ったことによって考えられたレシピ。


こちらは日本地図で有名な伊能忠敬の旧宅です。
30年余りを過ごした母屋と店舗がそのまま残されています。

川を挟んだ向こう岸には『伊能忠敬記念館』があり、見学もしました。入館料は500円で鑑賞時間はゆっくり鑑賞して30分程でしょうか。

展示物の多くは、伊能忠敬が隠居(55歳)してからの勉学と測量行程、そして数々の伊能図(地図)でした。伊能図(大日本沿海輿地全図)は全214枚あります。若干の角度違いはあるものの、現在の日本地図と重ね合わせてて、ほぼ正確な伊能図に見惚れます。

伊能図はカラス口の超極細の線で描かれていて、線もさることながら測量の数値を記載している文字がまた美しかった。

郵便ポスト懐かしい


入るに至らなかった銭湯






NIPPONIA 佐原商家ホテルが5棟もあり
なかなかの存在感でした。



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