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常時接続時代だからこそ、自分にベクトルが向いた時間を持つ

あなたは、1日24時間のうち、自分のための時間をどれくらい確保できていますか?

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ちょっと本気で考えてみてください。(あ、睡眠時間は除いてください。)

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3時間でしょうか?6時間でしょうか?それとも30分くらいでしょうか?

そして、あなたが今お答えになった時間は、ほんと〜〜うに「あなたのための時間」でしょうか?

自分の為の時間を考えるために、紹介したい文章がこちら。書籍「直感と論理をつなぐ思考法」の一部を抜粋したものです。

毎朝だいたい決まった時間に会社に出かけ、GoogleCalenderや手帳で次の予定をチェックしながら、会議やアポイントメントに臨む。それ以外の時間で、頼まれた書類を作成したり、経費精算の処理を済ませたりする。合間には、TwitterやInstagramを投稿したり、「いいね!」をチェックしたりする。そこで出てきた話題を友人と話す——。
これらはいずれも、人から受け取った情報に反応する「他人モード」の行動だ。ふつうに生きていると、僕たちの脳はずっと「他人モード」になっており、「自分がどう感じるか」よりも、「どうすれば他人が満足するか」ばかりを考えている。膨大な業務に忙殺されている人、部下のマネジメント責任がある人、顧客の対応に追われる人、家事・育児・介護を抱える人……大きなネットワークのなかで生きる僕らの日々は、「他人モード」で占められている。何気ないソーシャルメディアの投稿をするときですら、「どうすればフォロワーたちを喜ばせ、『いいね!』を押してもらえるか」をつい考えている。逆に、日常のなかで、「自分モード」と呼べる時間は、かなり少ないのではないかと思う。「自分モード」のスイッチを切ったまま日々を過ごしていると、僕たちは「何がしたいのか」を思い出せなくなる。「君はどう思う?」と意見を求められても、そもそも「自分がどう思うのか」すら、よくわからなくなる。
そういう人からは何か新しいことを発想したり、粘り強く考えたりする力が失われる。それだけならまだいいが、何かにワクワクしたり感動したり幸せを感じたりする力も、だんだん鈍っていく。こうなると、なかなか厄介だ。「他人モード」に由来する停滞感は、ネット時代に生きる僕たちの「生活習慣病」と言ってもいいだろう。

僕はこの文章を読んだとき、「自分モード」と呼べる時間なんて、1日1時間もないかもしれないと思った。それくらい、他人モードの生活を送っていました。

仕事終わりについつい開いてしまうtwitterやnewspicks。情報収集のために費やしている時間でも、いつの間にか「他人が用意したコンテンツを消化するための時間」にすり替わってはいないでしょうか。

インターネットに常時接続され、いつでもどこでも情報が手に入る世界では、インプットに振り回されがちです。他人が用意したコンテンツに時間を費やしているうちに、インプットしている内容が自分が欲している内容なのかどうか、分からなくなってしまうからではないでしょうか。


メディア1「20代は教養を学ぶべき」
自分の心「たしかに、そうだ。今のうちから教養を学ぼう」

メディア2「リーマンも副業をするべき」
自分の心「たしかに、そうだ。今のうちから副業について学ぼう」

メディア3「プログラミングは全員に必須スキルだ!」
自分の心「たしかにそうだ。プログラミングを学ぼう!」


上の3つの例は、どれも自ら決心をしてインプット内容を決めているのですが、実際にはメディアの情報に晒されて出した結論ばかり。しかも他人モードになってしまうと、また新たな他人モードになり、さらに自分が何をしたいのか分からなくなる負のスパイラルです。


この現象は、つねにインプットに晒され続けるネット特有なものだと思います。そこでネットという広い海で迷子にならないために、毎日15分でもいいから自分にベクトルが向いた時間を過ごす。

最近気づいたのは、原始的な行動は心にも身体にも良いということです。ランニングや筋トレ中は、脳に新しい情報がほぼ入ってきません。脳に情報が入ってこない状態って、驚くほど快適なんです。

他人モードのインプット<<<情報遮断<<<自分モードのインプット

なんです。だから、マインドフルネスや瞑想が流行るんですね。あれは普通にやっていて気持ちいです。

だからもし、どうすれば自分と向き合う時間を過ごせるのか?とお考えの人は、まず運動をしましょう。

情報を遮断するだけで、常時インプットに晒され続ける脳はフレッシュになります。

騙されたと思って一週間試してみてください。

きっとすごく良い気持ちになりますから。

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