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M1 Mac に Stable Diffusion をインストールしてみた

画像生成AIを学びたいと思い、「Stable Diffusion」をM1 Macにインストールにしてみました。
以前、「PythonとGitのインストールが必要」「windowsが推奨」という情報を見たことがあり、面倒そうなイメージだったのですが、実際はそんなことはなくてスムーズにインストールできました。

今回は、なぜ Stable Diffusion を選んだのか、そしてインストールについてなどをご紹介します。


私が Stable Diffusion を選んだ理由

  1. 無料なので初心者でも気軽に始められる
    Stable Diffusion は、無料で使用できるオープンソースのAIモデルです。
    そのため、高額なライセンス費用を払うことなく、気軽に試すことができます。

  2. ランニングコストがかからない
    Stable Diffusion は、ローカル環境で動作するため、画像生成にランニングコストがかかりません。思い通りに生成できない初心者でも安心して使えます。

  3. 情報が豊富
    ググれば情報がたくさんある。Stable Diffusion は、日本語の情報も充実しており、初心者でも比較的簡単にインストールや操作方法を学ぶことができます。

ツールに関しては「Midjourney」も検討したのですが、やはりランニングコストがネックで。。。まずは無料でプロンプト入力のコツなどを勉強して、理解を深めてから有料のものを検討したいと思います。

使用機種について

mac book air 13inch
チップ:appele M1
メモリ:16GB
OS:mac OS sonoma

インストール手順について

今回、私は「Homebrew」を使用して「Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)」をローカルにインストールする方法を選びました。

macを長年使用しておりますが、お恥ずかしながらHomebrewも初めて知りました。こんな便利なものがあったのですね。

Homebrew とは macOS(またはLinux)用のパッケージマネージャーです。Homebrew を使うことにより、macOS に初期から入っていない Python, Node.js といったパッケージや Google Chrome, Slack や Zoom といったアプリケーションをインストールできます。

https://www.kikagaku.co.jp/kikagaku-blog/homebrew-install-howto/

1)Homebrew のインストール

まず、必要な環境を構築するために、Homebrewをインストールします。
ターミナルを開いて、次のコマンドをコピペしてEnter。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

インストール手順は下記サイトを参考にしました。
サイトによってはPATHを通す、、、とか書いてありますが、私の場合は特に何もせずインストールが完了しました。
下記のコマンドを入力してバージョンが表示されれば大丈夫(?)のようです。

brew --version

2)Stable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)のインストール

ターミナルで次のコマンドを入力。

brew install cmake protobuf rust python@3.10 git wget

Stable Diffusion web UIのリポジトリをローカルPCにclone(ダウンロード)。。。正直よくわかっていません。いろんなサイトを参考させていただきました。

git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui

Stable Diffusionインストール・実行。画面にたくさん出てくる表示が終わるまでひたすら待ちます。時間がかかるのは初回インストール時のみだそうです。

cd ~/stable-diffusion-webui

次のコマンドでstabel diffusion web uiを起動。
任意のブラウザで「http://127.0.0.1:7860/」にアクセスするとStable Diffusion WebUIが開きます。

./webui.sh

3)次から起動する場合

ターミナルを開いて↓これを入力。

cd ~/stable-diffusion-webui

さらに↓これを入力して、ブラウザで「http://127.0.0.1:7860/」にアクセス。

./webui.sh

下記のサイトも参考にさせていただきました。
みなさん詳しく説明されていて本当にありがたいです。

最後に。

ターミナルを使用してのローカル環境構築、、、なんともハードルの高そうな響きですが、非エンジニアの私でもなんとかインストールできました。
本当は実際の使用感についても書きたかったのですが、今回は力尽きてしまったのでここまでです。

今後は勉強の過程も含め、使用感や実際に出力したものなどを記事にして投稿していきたいと思います。

それでは、また。

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