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きのこ散歩*2023/7/8菌友さんときのこの女王に会いに行く

今年の梅雨は空梅雨気味で、しかも真夏のように暑くなる日が多いです。梅雨に入ると例年はヤマドリタケモドキやタマゴタケを探すのに忙しくなるのですが、今年の地面の乾きぶりを見ていると、きのこに会えないことが行かなくても分かる……。

そんな中でも、きのこの女王だけは律義にこの時期に顔を見せてくれるので、菌友さんに誘われて一緒にキヌガサタケを見に行くことにしました。


いました!

キヌガサタケ

遠くから来た菌友さんもいたので、無事に会えてよかったー!

この場所、ここ2~3年で有名になってしまいキヌガサタケ目当ての方が多く訪れます。中にはマナーの悪い方もいらして、ちょっと悲しい気持ちになります。きのこを観察しにいらしたのなら、自然を守る気持ちを持ってほしいなと思います。きのこ観察も、カメラ小僧や鉄オタと同じ末路をたどるのかな……。

目的のキヌガサタケを見られたので、満足して他のきのこを探しに行きます。

が、きのこの姿が全然見えない!辛うじて変形菌(粘菌)を見つけて撮影。

ウツボホコリかな
ススホコリかな

雨が少なすぎますね。


小さなイグチ

小さなイグチを見つけたのでみんなを呼ぶと……。
「それベニタケじゃない?」「ベニタケだよ、イグチじゃないよ」
「う~ん、傘の質感がイグチなんだけどなぁ?」
自信がなくなり、数の力に圧される私(笑)
しかし、菌友さんが鏡を使って傘の裏を見たところ、ヒダではなくスポンジ状の管孔でありイグチと証明されました!名誉回復。

なぜイグチだと思ったかというと、
 ①傘の表面が滑らかでなくでこぼこしていた
 ②柄に細粒点のようなものが見られた
 ③傘の形がこんもり高くなっていた
 ④傘の縁がスパっと切れた感じがある
このあたりの特徴からです。ベニタケは傘も柄もすべすべしていて、ちょっと平べったいイメージなんですよね、私の中では。


昼食後に場所を変えて散策しましたが、本当にきのこが少ないです!

クロチチダマシ
硬質菌の分解水

ムシムシとした暑さでみんなの体力も奪われます。

夕方にはアイスを食べながら森を散策しました。

マツオウジ

きのこがたくさんあると暑くても元気なんですけど、あまりにきのこが少なすぎましたね。

それでも目的のキヌガサタケは見ることができたし、久々に菌友さんたちと集まってきのこ談義できたし、楽しかったです。ひとりだったらこんなにきのこのない日はお昼前に引き上げて寝てますね(苦笑)

キヌガサタケの詳しい記事はこちら↓


きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿