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きのこ散歩*2022/10/29きのこ作家さんたちをカラマツ林に連れて行く・その3

昼食後、午後は別の場所で別の種類のきのこを探します。

その2はこちら↓

「ここはムラサキシメジが出るんだよねー」と言っているそばから菌友さんが「あったー!」と声を上げました。

ムラサキシメジ幼菌

かわいいムラサキシメジの幼菌(きのこの赤ちゃん)です。目的のきのこが見つかると嬉しいな。このポイントは10月下旬~11月上旬に来ると必ずムラサキシメジがいるひみつのポイントなのです。律義に同じ場所に出るなんていい子だ。

占地というだけあってたくさん出ます。

占地の名の通りたくさん出る

割とこの光景は見かけるのですが、毎回テンション上がりますね!きれいでかわいい!!

ヒダ美!

ムラサキシメジの醍醐味はヒダの美しさを眺めることです。みんなも鼻息が荒くなっています(笑)
菌友さんの思わず漏れ出た「たまんねぇ~……」のひとことに、みんなで大きな笑いを含む同意をします。

チームムラサキ

紫のものを身につけた人がムラサキシメジを撮影、チームムラサキ(笑)あやしい!
菌友さんが「やっべ〜……たまんねぇ〜……」って言いながら横で撮影してます。この声が今も頭にこびりついていて、思い出すと楽しくなります。仲良しの友達と行くきのこ狩りはやっぱりいいなぁ。

ムラサキシメジの詳しい記事はこちら↓


先へ進んでいると、菌友さんのひとりが付いてきていないのに気づきました。迷うような場所ではないので、何か見つけたのー?と後ろに呼びかけてみると、「緑のきのこがあった」と。なに!?戻ろう!!

ワカクサタケ

なんと!ワカクサタケがありました!!この場所で初めて見ました。この方は他にも色々なきのこを見つけていて、素晴らしいきのこ目(きのこを見つける能力)を持っているのです。

古くなると色が抜けるみたい

傘の大きさは5mmほどで、思ったよりも小さなきのこでした。よく見つけるなー!
いいきのこ目を持った友人がいれば、自分のフィールドへ連れて行ってみるといいかもしれません。色々なきのこを見つけてくれます。


日が傾いてきたので、もう少しで散策もタイムリミットかなーというところで紫色の見慣れないきのこを見つけました。

なんだこれ?

イッポンシメジ科のような質感ですが、束生していてシメジ感もあります。

ヒメムラサキシメジらしい

ヒダは白で柄は傘と同色で中空。帰ってから菌友さんが調べてくれて、ヒメムラサキシメジだということがわかりました。
最後にきれいで珍しいきのこをもうひとつ見つけられました!

ここでも大撮影会

いやー、怪しいですね。他人からはこんな風に見えてるのか(笑)そりゃー何してるんですかって話しかけられるわけだ……。ひとりでいると自分の写真は撮れないですからね、これもみんなと来るメリットですね。


この日の収穫!

車へ戻って収穫を山分け!……の前に、収穫を撮影しました。とってもかわいくフォトジェニックに飾りつけられました。ひとりで来ていたらこんなことしないから、やっぱりみんなを誘ってよかったな。


10月は菌友さんたちとのきのこ狩りが毎週のようにあって、忙しくも楽しい日々でした。仕事のストレスも忘れて森ときのこの香りでリフレッシュできて、仲良しの菌友さんともお話しして最高の秋を過ごせました!
この散策できのこ作家さんたちのインスピレーションが高まったらいいですね。一緒に見たきのこを参考に新しい作品が生まれたりしたら嬉しい。


しばらくは余韻に浸って毎日ニヤニヤしています。採ったきのこはきのこ鍋にして、楽しい秋の一日を思い出しながらおいしくいただきました!

【了】

きのこ鍋のレポートはこちら↓


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