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おっさんずラブを観て考えた「歌詞」と「人生」


こんにちは!ちょこばです!
わたくし先ほど、おっさんずラブ−リターンズ−の最新話を拝見しました。こいつぁ良すぎた。

こちらではその感想や、ドラマを観て考えたことをなんのまとまりもない文章で綴っていきたいと思います。早口深読みオタクの独り言をよかったら覗いていってくださいませ。
⚠️ネタバレと勝手な解釈をを含みます)


牧春に関してはもう…かわちいでした。しんどい。推しが尊すぎてしんどいでした。(部長、語彙お借りします)
ただ私はわりとメンヘラ女なので、牧くんの結婚式準備のドタキャン、遅刻率に少しモヤモヤしてしまいました。仕事だから仕方ないのはわかるけど、せめてもう少し申し訳なさそうにしてくれてもいいじゃん!私は仕事しながらもこんなに張り切って準備してるのにさ。2人の結婚式だよ?私は休みまでとってるのに…ちがう、私じゃなかった。はるたんはこんなに楽しみにしてるのに、そりゃはるたんマリッジブルーになっちゃうよ。でもまあ人それぞれ価値観の違いってありますからね…と思ってみていたら、日替わりメニューで水飴なんちゃらを出す男性が言うんですね。

「価値観なんて、合わなくてもいいんじゃないか」って。「趣味があわなくたって、喧嘩したり、歩み寄ったりしながら2人の価値観を作っていくものだ」って。急にバリ良いこと言うから結婚どうしようってモヤってる独身女(私)にも刺さってびっくりしちゃった。

結局牧はるの2人は、きちんとマリッジブルーと向き合い、相手と向き合い、受け入れて愛を育むことを選びました。よかった!!!!


牧くんが「本当に俺と結婚していいんですか…?」って言った瞬間、私の中の楽天カードマンが「い〜んです‼️」って脳内のスキマ駆け抜けていったけど、はるたんが「これからも牧と一緒に歩いて行きたい」って言った瞬間楽天カードマンどころじゃなくなりました。よかった…よかったね〜!!!!!😭😭😭✨

…ん?脳内のスキマ…スキマ?

スキマスイッチ!!!!!!!

そう、その前に流れたrevival、スキマスイッチのrevivalの話がしたかったんです。それを語るためにつけたタイトルでした。ついついその前が長くなりすぎてしまいました。

「春田さんのことなんか好きじゃない」って泣きながら言った牧くんのシーンで

揺れる揺れる 心と心がまた揺らいでいる
受け入れたつもりでいたのに

が流れる…
こ〜れは反則でしょう!!!!!!!!!!
こんなん泣くじゃん。無理じゃん。オタクの心の琴線わかりすぎてるじゃん。しんどいじゃん。

あの頃はまだ揺れてたね。受け入れたつもりでいたけど、葛藤して苦しんでたね。

でも今は…きのこの山とたけのこの里の好みが合わないなんていう、世が世なら戦が始まる大きな価値観の違いも受け入れて、楽しんで、2人の価値観を築ける関係になったんだね。そして流れる今作のスキマスイッチが、また良い!!!!!!!!!


荒削りなフレーズでも
溢れ出した素直な思い
たとえ声が枯れようとも
歌うよ歌うよ Ah 君のために
あぁ、僕らだけの愛のメロディ


かつては揺れる揺れる心と心がまた揺らいで、受け入れたつもりでいたのに記憶も存在も手が届かないようにしてはぐらかそうとしていた2人が、今、素直な思いを!!!!君のためだけに!!声が枯れるくらいまで歌えるようになったんです!!!!!!!!!!!!!!

よかった〜!!!!!😭😭😭😭😭

おめでとうね。おばちゃんもご祝儀包みたい。どこか送り先教えてほしい。口座番号でもいい。

でもね、まだこのドラマには
揺れる揺れる心と心がまた揺らいでいる人がいるんです。

そうです。

和泉と菊さまです。

和泉は、あきとの死を受け入れて前を向いているつもりでいるんだよね。菊さまは、あきとのことを忘れさせようとはるたんに依頼して、
「俺(あきと)のことなんてもう忘れろよ」的なことを言わせたけれど、きっと「解決が”忘れること”」なら、和泉さんはそれを望んでないんですよね。思い出は時に曖昧で、美しくすり替わっていく。それでも、そうだとしても、きっと和泉さんはあきとを忘れたくないんですよね。

そして菊さまも。弟ポジションでいることを受け入れられなくなって、でも伝えたら関係が変わってしまうのが怖くて、揺れて、揺れて、和泉さんのことを美しい思い出として残そうとしてる。

はるたんと牧の歌だと思って拝聴していたrevivalが、時を超えて今、(あくまで私にとって)和泉と菊さまの歌にもなりました。

ここでやっとタイトルにある、「歌詞」と「人生」の話です。
小説や歌詞の凄さって、私はここにある気がしていて。歌詞はただそこに存在しているだけ、かわらず同じメロディにのって届けられているだけなんだけれど、受け取り手の「記憶」や「思い出」が積み重なるたび、形を変える。その人にしかわからない新しい記憶や思い出が積み重なって、混ざりあって、その人だけの心を揺らす歌になる。

それって、すごく素敵で、面白いことだなと思うんです。同じ歌詞を聴いても、同じフレーズを読んでも、同じように心は揺れない。人が違えばもちろん、今日の自分と明日の自分でも、違う揺れ方をするかもしれない。
それぞれがどんな記憶や思い出を歌に重ねているのか、色んな人の脳内を見ることができたらどんなに素晴らしくて面白いだろうって思います。

余談ですが、私は初めましてのお相手によく「好きな本」や「好きな曲」を聞きます。それを聞いていたらその人の思い出や考え方、価値観の話をする時にできる質問がかわってきたり、楽しく話してもらえるポイントがわかったりするから。もちろんそれは私の勝手な思い込みで、全然的外れなことばっかりかもしれないけれど、その人がなぜそれが好きなのか、すこ〜しだけ理解できるような時もあって楽しいです。

私は今独身だし「この人と結婚していいのか?」とか諸々心が揺れていて、元彼の結婚式の写真をみて「思い出が美しくすり替わっていたとしてもあの日々を忘れたくない」と思ったりと、revivalに重ねる思い出が多い人生です。

でもいつか本当に大好きな人に出会って、誰かと私、2人のためだけの愛のメロディを、枯れるほど大きな声で歌いたいと思う日がくるかもしれない。

はるたんと牧くんが6年越し?でlovin’  songに重なる2人になったように、生きていると思いや考え方が日々かわっていくと思います。

でも、希望溢れる愛の歌(特にスキマスイッチの曲とかね!)が嫌いになってしまわないように、頑張って生きていこう!!と思いました。


この人、おっさんずラブからどこまで思考膨らませてんの?と思った方、正解です!そもそもここまで読んでくださった方がいるかも怪しいです…深読みオタクの日記を読むには相当な忍耐力が必要ですからね。

だからもし読んでくれた人がいたら、感謝と尊敬の念を伝えたいです!ありがとうございます!

それでは!今日もいい一日をお過ごしくださいませ!!!🫶🏻

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