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【あるあるマリーンズOnline vol.20】西野の救援失敗を途中出場組がリカバーの巻

みなさん、おはようございます。

昨日は、1点リードで迎えた9回に守護神・西野が救援に失敗するも、続く10回表に相手守護神・増井を攻略して、辛くも逃げきり。ともに完敗だった前2戦の雪辱をなんとか果たすことができました。

サヨナラを阻止する好プレーを見せた三木が先陣を切って2ベース。1アウト満塁から高濱が2点タイムリーと、期待をされながらもなかなか結果を出せなかった若手内野手ふたりの躍動が見られた、というだけでも、この3連戦はとりあえず御の字。マリーンズナインには、ぜひとも気持ちを切りかえて明日からのホークス戦にそなえて欲しいと思います。

それにしても、この3連戦は、1戦目の古谷の“さらし投げ”に続き、2戦目では田村を“懲罰交代”と……観ていてあまり気分がよくない(まるで選手批判を口にすることが多かった去年の前半戦を観ているかのような)、伊東監督の悪い部分が露骨に出たカードだったように思います。

もちろん、熊本のご実家が被災されていて、「正直野球どころではない」という気持ちは痛いほどに分かりますし、そんななかでも指揮を執らなければいけない監督という立場には同情もします。が、いくらよくなかったからといって、あのような感情的な采配をしては、ただただベンチを萎縮させるだけ。大量ビハインドで負けたときこそ、ファンが次に期待を抱けるような、スマートな振るまいをしてほしいものです。

ファンの方々のなかには「フル稼働の中継ぎ陣を温存できてよかった」と言う方もいるでしょう。ですが、大切なのは、古谷のあの姿を見て、1軍のマウンドを目指すファームの投手陣がどう思うのか、という話です。

これはあくまで僕の想像でしかないですが、おそらく彼らは「やった、古谷さん逝ったー」などとは思わない。実績に裏打ちされた自信をもたない選手にとっては「おれも、あんなふうになったらどうしよう」という不安やプレッシャーばかりが先に立つはずです。突然マスクを被ることになった吉田にしたって、いくら出場機会が得られたからといっても、「よっしゃ、これはチャンス」などとは到底思えなかったことでしょう。

勢いづいたら理屈では説明できない強さを発揮する一方、ひとたび雰囲気が悪くなるとズルズル連敗してしまうのがマリーンズのチームカラーだとすれば、ベンチをギクシャクさせる、あのような采配はマイナス以外のなにものでもない。結果を残せなかった古谷や田村にも大いに責任はあると思いますが、だからといって彼らをさらし者にするのは違う、と僕は思います。

そんなわけで、あまりに意気消沈すぎて更新をストップしてしまいましたが、気を取りなおして本日の1枚です。現在のチームとは直接関係のない千手観音なアイツで、僕も気持ちを切りかえたいと思います。

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