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他者のいいね!からいったん離れるという選択

こんにちは。
パラレルキャリアのオンラインメディアchoice!です。

今の時代、商品もサービスも飽和状態で、「差別化」という言葉がキーワードになっています。
そうは言っても、「自分が他者と差別化できるポイントはここです!」と即答できる方なんてなかなかいないのではないでしょうか。
料理や写真といった比較的実績を形に残せそうな活動であったとしても、他の人と比べたときに、これと言って違いがわからない…という方も決して少なくないと思います。

choice!編集部のYも、自分の活動を個性的に打ち出して行きたいとまさに悩んでいる真っ最中。
そこで、今日は、自分(の活動)の個性を見つける、出していくことについて一緒に考えてみたいと思います。

「お役立ち」情報配信を研究してみた

まだパラレルキャリアの活動をはじめたばかりの頃、いわゆる「ブログ塾」に参加したことがあります。
読む人にメリットがないと読んでもらえないことはなんとなくわかっていたけれど、「メリット」を改めて考えてみると難しく。
その当時はコーチングを学んでおり、コーチングのクライアントや練習会の参加者を募集していました。コーチングスキルの話を書いたり、クライアントのご感想を掲載したりなど、お役立ちの内容を配信していたつもりだけど、アクセスアップは難しかったです。

媒体をブログからInstagramに変えてみようと思ったきっかけは、時間管理講座をはじめたこと。
私が行っている手帳を使った時間管理講座の、実際の「手帳」がビジュアル的に映えるということで、instagramのほうが媒体としては向いているのではと思ったのです。

そして、instagramは写真をメインとしたSNSなので、写真のクオリティ命だと思いこんでいたのですが、それとは別の、コミュニティづくりのような使い方もinstagramにはあったのです。
つまり、ハッシュタグ #朝勉 などをつけて投稿すると、同じように朝勉している方がつながり、お互いにフォローしあってモチベーションを維持し続けるツールとしての活用方法がinstagramにはありました。

その使い方で一番大事なのは継続すること。
毎日の勉強風景を手早く撮ってアップしなければならないので、写真のクオリティやスタイリングにこだわる余裕はないし、フォロワーもそこは気にしていません。
当時、そのような、めざましテレビのようなinstagramアカウントをいくつか見たところ、かなりのフォロワー数を誇るアカウントでも、「え、なんでこれが?」と思うものばかり。(失礼)
これなら私もできると思いました。

めざましインスタ、スタート

私は毎朝手帳を開いて写真を撮り、アップし続けました。
朝にしたのは、やっぱり朝活している人は意識高い人が多いと思ったから。
途中、ちょっと筆記用具にこだわってみたり、せっかくだからとデニーズで朝活をするようになったり(デニーズモーニングは個人的にイチオシ)、ちゃんと朝投稿していることがわかるように、時計もセットになりました。
手帳をアップしているアカウントはほかにはあっても、絵日記のようなものがほとんど。私のようにガリガリ書き込みまくっているものはなかなかないので、その目新しさでフォロワーが増えていきました。

同時に、時間管理講座の集客もできるようになりました。
毎日同じページをのせていても、写真のクオリティが微妙でも、私のinstagramに求められているのはめざましテレビなので(笑)、なんの工夫もないアカウントですが、フォロワーさんは1,500人近くになりました。


じわり感じる違和感

毎日手帳を開いて投稿し続けて、もうすぐまる2年になります。
相変わらず手帳講座の受講生の受講きっかけはinstagramが大多数なので、700枚もほぼ同じ写真を載せ続けていても、集客機能はあるみたいです。
でも、だんだん私自身が違和感を感じるようになりました。

最初のきっかけは、私の手帳の「ビジュアルそのもの」が受講動機であげられるようになってきたことです。
私は手帳は手段だと思っているので、手帳の「ビジュアルそのもの」をゴールにする発想は私の講座とは噛み合いません。
でも、「なぜペンはこの色を使っているのですか?」という質問の回答の深さに唖然とされることが増えてきて、ああ私の講座はこの方の欲しい答えじゃなかったんだな、と私自身も残念に思うことが増えました。
こういうことが続き、私はinstagramの運営を考え直すようになりました。

そして、もうひとつ。
このことをchoice!編集部メンバーに言ったら「え、そこなの?」と笑われてしまったのですが(笑)、それは、きれいに写真が撮れるスマートフォンを買ったこと。
私の使っているiPhone6では、大好きな夜景がなかなかキレイに撮れなくて、思い切ってカメラがキレイだと評判のHUAWEI MATE 10 PROを買いました。(HUAWEIの機種はカメラが良いものが多いので、何もここまで上位機種でなくても大丈夫です)

それで写真を撮るようになってからは、写真そのもののクオリティがぜんぜん違う!!!
センスのかけらもない私でも、カメラが良ければそれなりの写真が撮れることを知ってからは、写真を撮るのが楽しくなり、写真を褒められることも増えてきました。
フォロワーの皆さんが求めているのは手帳の中身なんだから、今までそのことに配慮した写真を撮るようにしてきたけど、私自身は自分の手帳の中身をinstagramで見てもぜんぜん楽しくない。
せっかく高いお金出してHUAWEI MATE 10 PROを買ったんだし、もっと写真そのものにこだわりたいなと思うようになりました。

instagramの世界観

Instagramのフォロワー数アップのための方法をググると、一番出てくるのは、写真の質そのものを「圧倒的なレベル」にすること…。しかしこれはよほど写真が好きとか加工が好きでないと難しいですね。本業をやりながら素材となる写真を集めてくることそのものも難しそうです。
そして、写真についてはもうひとつコツがあると出てきます。
それは、こちらの記事で詳しく説明がありますが、世界観を統一すること。

*ここで使われる「世界観」は言葉としては誤った用法ですが、間違ったままある程度認知されている言葉なので、今回の記事ではこのまま使っていきます。

私は手帳の中身を載せるようにしてきた以外は、自分の好きなものや実際に使っているものを載せていて、だいたい定番アイテムが決まっています。
なので、「世界観」とまでは言えないのですが、「統一感」はそれなりにあると思います。
これからの運営では、「統一された世界観」を打ち出していくことが目標。
でも、今の私には「テーマ」と「世界観」の違いすらよくわからない状態です。
わからないことがまだ多いけれど、ひとつわかっているのは、「読者(フォロワー)のメリットになる」発信をしていためざましインスタはもうやめようということです。

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