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Webデザイナーの求人募集、4つのカテゴリにわけたけどさらに細かく分けてみた(1)Web制作会社編

以前の記事で、Webデザイナーの求人募集を勝手ながらざっくり4つのカテゴリに分けました。

そこからさらに、一つ一つを細かく分けると同じ仕事でもかなり多様になります。今回(1)の 「Web制作会社」をさらに分けてみました。


1.オールマイティに制作

特に業界・業種を限定せず、ご依頼あればなんでも制作。
まったく知識のない業種のご依頼もあるため、制作だけでなく、調査・企画提案力や、クライアントとのヒアリングや打ち合わせ等も重要になります。

2.業種専門

例えば病院・整体・飲食・美容・アパレルなど。
業種を絞ったWebサイト制作がメインとなります。業界についての知識や制作実績の蓄積があるためクライアントとの意思疎通がスムーズで、リーズナブルな制作が可能。

3.更新専門

Webサイトを新規から作成するのではなく、すでに作成されたサイトの運用・保守の仕事がメイン。(ただ、更新・保守に特化した会社さんは以前より少なくなっているかも…)

4.ECサイト専門

ネットショップのデザイン・コーディング・保守管理(画像作成等)の制作がメイン。

5.LP(ランディングページ)専門

LPは基本広告やマーケティングに活用することがほとんどなので、広告代理店と連携、もしくは自社で広告運用をしている会社さんがメイン。

6.DTP + Web制作

グラフィックもWebも両方されている制作会社さんは、元々は印刷物(グラフィックデザイン)専門でしたが、新たにWeb事業も立ち上げたので人材を募集される事があります。

6つに分けましたが、いくつか複合してお仕事を請けている制作会社さんの方が多いと思います。


就活についていえば、以前の記事でも書きましたが、どれも制作が主体の会社のため、未経験でもスキル面は重要ですがそれだけではありません。

「2 業種専門」では前職が病院や美容に関連していた、などの場合、専門の知識がある分、就活が有利になることもあります。

「3.更新専門」では更新業務が主な仕事のため、求められるスキルは他より低めの傾向があります。

「4.ECサイト専門」「5.LP専門」では制作スキルよりも、前職で営業・販売などの経験ある人の方が有利な時もあります。

「6.DTP + Web制作」では、そもそもグラフィックデザイナーで未経験からの採用はかなり厳しいと思いますが、DTP主体の会社さんで「Webデザイナー」募集の場合、意外に「未経験OK」も多く、採用されやすい傾向があるかと…。

と、ここまで書いてきたのは、どれもあくまで個人的な感想ですが、10年程職業訓練講師として様々な採用を見てきた中での緩い統計wをとりあえずまとめてみました。良ければご参考までに。

求人を見る際に、今見ている求人はカテゴリ4つの内どれなのか、さらに6つの中で1つに特化しているのか、それとも複合なのかなど、意識して就活ではアプローチを変えてみてください。
就活頑張って!


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