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アラサー行政マン。アタマとココロの整理整頓。情緒の備忘録。

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最近の記事

映画「戦雲ーいくさふむー」をみました

今月頭に映画館でドキュメンタリー映画「戦雲ーいくさふむー」を見た。 陳腐な感想だけれど、これは日本に住む一人でも多くの人にみてほしい映画だと思った。 あらすじは以下のとおり。 映画のはじまりは、沖縄戦を体験した山里節子さんの歌で始まる。「また戦雲(いくさふむ)が湧き出してくるよ、恐ろしくて眠れない」と歌う。そこから自然と涙があふれ、映画が終わるまで涙が止まらなかった。最初から最後まで涙の止まらない映画は初めてだった。 この映画では、与那国島、宮古島、石垣島、沖縄本島などと

    • 「どちらの気持ちもわかる」と言う人

      「私は〇〇の言っていることもわかるけど、〇〇の気持ちもわかるんですよね」 誰かが意見を言って、その反対意見が提示されたあとで放たれる言葉。 似たような言葉は誰でも聞いたことがあるのではないかと思う。 そしてこの発言は、その場にいる人に「この人はこの両者よりもさらに高次元で物事を見ているのだな」と感じさせる。 物事はAでもなくBでもない。その中間がちょうどいい。あるいは、そのどちらでもない。そういうことがありうる。 中庸、バランス、偏りすぎてはいけない、昨今はそんな言葉も頻

      • 褒められるのが嫌いなワケ

        昔から褒められることが嫌いだ。 褒められることが苦手な人は自己肯定感が低いと言われる。私は自虐もよく口にするので、なおさら自己評価が低い人と思われそうだ。でも、皆が皆そうではないと思う。 私が褒め言葉を素直に受け取らない理由と真面目な話の後で自虐を挟む理由、そしてふざけてばかりでしょうもない自分を演じる理由は同じだ。 「目をつけられないようにするため」だ。 人前で褒められるとそれを妬む人がいる。褒める人の中には自分が褒められたくて褒めている人がいる。自分の主義主張を明らか

        • 30代半ば独り身、溶連菌に感染しました

          タイトルの通りである。※画像は借り物で溶連菌ではありません 先週の金曜日午後、突然喉に違和感があり、「あれ?おかしいぞ?乾燥か?」と思っていたのも束の間、徐々に痛みを感じるようになった。 乾燥の場合は大抵水を飲むか油脂の含むものを食べればすぐに違和感はなくなるのだが、水を飲んでも全く変わらず。 金曜の夜中、ベッドの中で激しい喉の痛みに襲われ、目を覚ました。 翌日は頭痛と腰痛、背中の痛みにだるさ、喉の激痛はもちろん続き、 午後には微熱が、夜には38度の高熱が出た。 またコロ

        映画「戦雲ーいくさふむー」をみました

          今更ですがはじめてアナ雪をみました

          今年の正月休みは、一昨年から大ハマりしている比嘉愛未さんの過去ドラマをTVerで見る以外は、語学学習も兼ねて洋画や海外ドラマを見るようにしている。 と言っても、ケチな私はNetflixなどを契約することはなく、Amazon Primeでタダで見れるものだけを見ている。映画好きでもドラマ好きでも何でもないので、楽しく英語に触れられればそれで良い。 私は最近のMayJさんの雰囲気がとても好きで、ここのところ彼女のYouTubeを繰り返し見ていた。彼女は英詞の曲が素晴らしい。Le

          今更ですがはじめてアナ雪をみました

          2023振り返り

          あと2時間ほどで2023年が終わる。 年末年始だからといって特に何か特別なことをするわけでもなく、 いつも通り、あと30分ほどで寝るつもりだ。 明日も朝からジムに行く。いつもの週末と同じだ。 年の変わり目も、人間がそうと決めただけのことで 自然界にとっては何の意味もない。 昨日と今日の変わり目と、今日と明日の変わり目に何の違いもない。 何なら今から1分後と23:59からの1分後にも何の違いもない。同じ1分だ。 というわけで、冒頭で書いた通り、私はいつも通りの休日を過ごす。

          2023振り返り

          テスト勉強から何を学ぶか

          先日、のもきょうさんがVoicyで、こんなことを言っていた。 この回ではその後インクルーシブ教育にも触れているが、上記のような学び方がインクルーシブ教育の基礎であって、学校がこのような学び方を導入しない限り、インクルーシブ教育というのは実現不可能なのだと思った。 最後の、「仕事だって同じじゃないですか」にはハッとした。間違いない。自分の苦手なことは得意な人に頼って、自分の得意なことは最大限に活用する、そうやってチームで働くのがヘルシーな働き方だしヘルシーな職場だ。 仕事

          テスト勉強から何を学ぶか

          映画「福田村事件」をみました

          映画館に各種割引があることは周知の事実かと思う。 その中の1つにファーストデーというものがある。映画の日(12月1日)を除く、一般的な割引の中では最も割引率が高い。 毎月1日はファーストデー。10月1日は休日ということもあって、チェックしていた「福田村事件」を観に、渋谷のユーロスペースへ向かった。 「朝鮮人なら殺してもいいのか」と言う行商人を、無表情に殴りつける村の女性。 虐殺の始まりとともに気持ちを駆り立てるかのように響く太鼓の音。 自警団の正義。 あまりの悔しさと虚しさ

          映画「福田村事件」をみました

          相談業務に携わるにあたって心に刻んでおきたいこと

          2021年に配信されたちきりんさんのVoicyを聞いて、これまでぼんやりとなんでだろうと思い続けていたことの答えが見つかった気がした。 ちきりんさんはこのVoisyの中で、以下のように言っている。 「人に意見を聞く前に自分の意見を言うのは礼儀」 新社会人向けのビジネス書なり研修なりで、上司に相談する際に「どうしたらいいですか」と聞くのではなく、「自分の意見を伝えた上でどうするか聞け」というのはよく聞く。これも礼儀的な意味合いがあったのかもしれない。 ちきりんさんの言って

          相談業務に携わるにあたって心に刻んでおきたいこと

          コロナ陽性

          2023年6月になって初めてコロナにかかりました。今頃コロナなんて、やっぱり私は流行とは無縁なのねって思っていたけど、何やら感染者数が増えてるらしいじゃない。先月から2倍ですって?7、8月の感染拡大が懸念されるなんて今朝のテレビでもコメンテーターたちが怪訝そうな表情で話してたわ。あら、そうなの?流行とは無縁どころかむしろ最先端を走っちゃっている感じかしら?やっと時代が私に追いついてきたのね。 実は先々週の後半あたりから体調がおかしい気はしていたの。頭痛が続いてて。でも2日目

          コロナ陽性

          学校に行けない自分を責めているあなたへ

          新学期からは頑張っていこうと思った。 受験もあるし、今年からは行こうと決めた。それで4月は頑張った。 時々遅刻したこともあったけど、ちゃんと行った。 毎日じゃないけど、半分くらいは行った。 親も直接は言ってこないけど、なんとなく安心しているみたいだった。 だから頑張った。頑張ろうと思った。 でも、ここのところ朝起きると身体が重たくて、動けない。 連休、どうして終わったちゃったんだろう。 もうすぐ連休が来るというとき、実はホッとしてた。 今は、本当は、行きたくない。行かなきゃ

          学校に行けない自分を責めているあなたへ

          はじめます

          年度が変わってから、この組織の本性が見えることが重なってげんなりしており、仕事へのモチベーションが加速度的に落ちている。もう地面すれすれだ。 モチベーションが上がらないばかりか、自分のやりたいことって何だっけ、という迷路に迷い込んでしまった。本当にやりたいことはこういうことじゃない、もっと何か未来のためにできること、意味のあることをしたい。そんな気持ちがどんどん膨らんでいた。 来年は絶対に異動する。いや、いっそのこと転職をしようか。どこに?自分に何ができる?今の組織より条件

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          風通しの良い職場に必要なもの

          今日から新年度だ。 つまり、昨年の異動からちょうど一年になる。 気の合う先輩が異動になってしまい、いよいよこの職場で働くのはものすごくストレスになりそうだ。 新体制になる前に、この職場の何がストレスなのか、何が気に入らないのかを文字に起こしておきたい。 それはズバリ、「とにかく率直なコミュニケーションが図れないこと」だ。 この職場は、会議や協議の場で率直な意見交換や議論がしにくい。 実際、係長級は、私が異動する前から会議時の発言が少ないことを課題と感じていたらしい。そのため

          風通しの良い職場に必要なもの

          食べ過ぎの原因は時間の浪費

          ここ6日間の実践で、時間を有効に使うことがストレスを減らし、食べ過ぎをも防止することがわかった。 特に何があったというわけでもない。先月末からとにかく食べる量がアホみたいに増えていた。 自分でもなぜだかわからない。なぜだかわからないが、毎食2人分くらいの量を食べたり、食事後に箱アイスを一度に全部食べたりしていた。 歯列矯正をしているので、咀嚼が十分にできず満腹感が得られにくいという面はあるかも知れない。でも、それにしたって酷すぎる。バゲット1本にカレーパンに菓子パンに食事

          食べ過ぎの原因は時間の浪費

          デミセクシャル下戸女が初めて新宿二丁目に行ったときのこと

          先日、生まれて初めてあのゲイタウンと名高い新宿二丁目に行ってきた。 新宿二丁目がゲイタウンであって、そこにはたくさんのゲイバーがあるということはもう何年も前から知っていた。そしてゲイバーに比べればその数は少ないものの、レズビアンバーがあるということも知っていた。 そんな二丁目に行ってみたいと思ったのは、自分がレズビアンかもしれないと思いはじめてからさほど時間はかからなかった。 当時はインターネットで色々な情報に触れられる一方で、今ほど世間の関心はLGBTQ+に向いていな

          デミセクシャル下戸女が初めて新宿二丁目に行ったときのこと

          ドラマ版「作りたい女と食べたい女」のハナシ

          最近、俳優の比嘉愛未さんがお気に入りだ。 きっかけは昨年11月末から放送されていた「作りたい女と食べたい女」。 昔からドラマや映画といった映像作品は積極的には見やしないのだが、この作品はTwitterで流れてきて面白そうだと思って見はじめた。 これがまさかの大当たり。 今まで、これほどまでに主人公の気持ちが刺さる作品はなかった。 もちろん面白いと感じる作品は他にもあったし、良い話だなとじんとしたり、感動して泣いたり、上手くできてるなと感心した作品はあった。 だけど、登場人

          ドラマ版「作りたい女と食べたい女」のハナシ