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着物録*2023年9月

2週間どころか半月以上経ってしまったので、9月も遠くなりにけり、ですよ。
なんですか、10月2週目からの急な秋の到来。
もうちょっとゆっくりやってくれ。

そんなわけで9月着物まとめです。
ようやく夏物(正絹)が着れる……!
とがんばりました。
それでも汗だくですがね。
ふう。


1. 大好き緑色

わたしは緑にはうるさいんですよ。
そして着物には緑が少ない。
わたしの好きな緑が少ない。
なので好みの緑を見つけると、
「もう2度と出会えないから!」
と言って買います。
結果、緑の着物が増えます。
ふしぎです。

これも百彩さんで手に入れた、緑の麻の着物。
とても良い。
すごく素敵な深緑。
透け感もちょうどいいし、サイズもいい。
素晴らしい。

夏のあいだは暑くてつけられなかった、夏物のがさっとした麻?の名古屋帯を合わせました。
シンプルイズザベスト。

2. 季節先取り紅葉の着物

着物の柄は先取りが粋。
これは麻の着物で、白地の紅葉模様。
色なしってところがいいですよね。
まだまだ紅葉は緑ですが、枯れ草を思わせる夏の袋帯を無理して矢立にしました。
枯れ草色の表と、艶のある薄緑の裏が、なんだか紅葉っぽくもないこともない?

8月末から9月に着るのにちょうどいい柄だなと思いますが、5月くらいの紅葉の若葉がきれいな時に着てもいいなと思います。

3. なりきり着物撮影!

わたしの愛するカメラマン、サトウヒロコさんと、着物コーディネーターのキャンディさん、ヘアメイクの滝沢さんのコラボ企画。
◯◯なりきり撮影会に参加してきました。

わたしの選んだのは「書生さんスタイル」。
男装はね、なかなかする機会がないのでね。
スタイルを選んだだけで、コンセプトはなーんにも思いつかなかったので、ヘアメイクの滝沢さんが色々考えてくださって、「夢見る異国の少年」になりました。

そんなわけで、金髪グリーンアイのイギリス少年の出来上がり。
プロってすごいや。

わたし個人のドヤりポイントとしては、撮影小道具の本とかすごろくは自前です。
というところですかね。
こういう古い本を持っているのだよ、本オタクはね。

いやいやそれにしても、プロの着付けとプロのヘアメイク、プロのカメラマンに最高のスタジオ。
最高でした。
写真を撮りたい人、サトウさん激推ししますよ。

4. 雨の中、◯◯さんに会いに行った

わたしがサイド三つ編みなんぞしている日は、大抵映画に行く時です。
ええ、行ってきました。
「すずめの戸締まり おかえりなさい上映」

もうね、再上映してるって映画館で知ってね。
知った瞬間から脳内で
「草太さんに…会いたいっ……!」
ってわたしの頭の中のすずめちゃんが騒ぐからさ。
草太さんに会いに行ったよね。

新海誠作品、ほかのひとつ見たことあって、それの男女の描き方があまり好みじゃなかったので、初戸締まり前は結構心配していたんですが、草太さんが新海誠男子じゃなかったので大変嬉しかったです。
代わりに芹沢くんが属性てんこ盛りだけどね。
芹沢くんも好きだよ。

で、雨だったのでポリ着物です。
去年悩んでいる時に惨敗して、今年勝利を収めたやつです。
ほんと可愛いよね、これ。

5. 今こそ薄物を着るのだ

という気合いでもって、薄物を着てきました。
いくら暑くても、10月になったら流石に薄物や麻はあかんやろ、というわたしの中の常識と季節感が大騒ぎするのでね。

シンプルな博多献上柄の帯も大好きです。
博多帯、いいよね。
何にでも合う。
この着物はアンティークかな?
これも今年の新顔。
着る機会少ないのに夏物増やしてどうする、というツッコミは、まぁ受け付けます。

まとめ

うーん、これだけ…?
絶対ほかにも着たと思うんだけど、記録にないんですよね。

さて10月ももう半ばですが、季節の変わり目がビックウェーブすぎてついていけません。
がんばれ。

放っておいても好きなものを紹介しますが、サポートしていただけるともっと喜んで好きなものを推させていただきます。 ぜひわたしのことも推してください!