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着物録*2023年10月

ひと月でこんなに気温差があるって、ある……?
という恐怖の1ヶ月でした。
おかげさまで、何を着たのか写真を見るまで思い出せませんでした。

さて、10月のお着物参りまーす!


1. 能楽堂へ

能鑑賞へ。お着物は、以前購入していた夏物のお召。
透かしが入っているので夏物なのですが、9月でも着る気がしなくて、10月に登場してもらいました。
後から知りましたが、これは絹とウールの交織らしいです。
どうりで9月に着る気がしないはずだよ……
帯は柄部分が螺鈿のようにてらっとしているもの。
紺のレースの長羽織を合わせました。
夜はちょっと寒いのでね。

2. ふたたび能楽堂へ

この日は展示だけだったので、気楽に夏帯で。
とはいってもこれ、夏帯のアンティークの反物?
の状態だったみたいで、まあタレの長いこと長いこと。
多分ちゃんとお仕立てしないといけないやつだな……と思いましたが、まあまた今度ね。
お召は前日と同じものですが、帯とか小物で印象がだいぶ変わりますね。
使い勝手のいいお召を手に入れたものだわ。

3. 快適綿着物

こちらはお仕立てした伊勢木綿のお着物。
マイサイズ、マジで着やすい。
でも仕立て沼にハマるわけにいかないんだ……!
この日はだらっとDVD鑑賞会だったので、このくらいお気楽なのがちょうど良いです。
お気楽っていったって、お仕立てな時点でリサイクルの正絹の着物よりも高いんですがね。
グレーにわたし好みの緑と紫のストライプ。
最高です。

4. とーとつにエジプト神

っていうアニメ?ありましたよね?
こちら、どう見ても紬なんですが。
そしてどう見ても扇柄なんですが。
扇柄の中の絵が、エジプト壁画っぽいのとヒエログリフっぽいの。
なぜ。

5. 本の帯で神保町レッツゴー

本棚帯は山椒庵さんで購入したもの。
スペイン産のゴブラン織ですのよ。
可愛くて大好きです。
お着物は友人のお祖母様のものを頂いた、白地の小紋。
単衣を着れる季節は限られているので、ここぞとばかりに着ました。
白は気を使うけど、でも可愛いですよね。

6. お気に入りグレーの紬

この紬お気に入りの一つで、グレーというより燻銀なんですよ。
光沢があって、着やすくて、とても重宝しています。
帯も締めやすい博多帯で、色合わせがしやすいのでとても便利です。
どうしても織のものが多くなっちゃうね。
使いやすいもので。

7. 珍しい緑系の紬

噂の1g1円着物、Wargoさんが近場でポップアップをしていたので、ついつい見に行ってしまったのですよ。
買うよね。
こちらの紬、丈が短くて対丈でしか着れないのですが、そんなの気にならないくらい色味がいい。
大島紬は黒、茶、紺、というイメージですが、この子は緑系なんですよ。
とてもよい。
そして大島紬はさすが軽い。
カサっとした枯葉のような軽さです。
好き。
(大島だと思ってますが証書もないのでわかりません。でも大島だと思ってる。)

8.久々の洋装ミックス

この日もお出かけだったので、珍しく洋装ミックスで。
といっても、足元をブーツにして下にスカートをはいているだけですが。
この着物も今年のしんさく、黒のウールです。
薄手のウールなので、ちょうどいいですね。
模様がなんだか可愛いので気に入りました。

まとめ

まあまあがんばったかなー。
休みが少ない割にってかんじです。
それにしても、夏物から始まり、単衣、袷、ウールと、1ヶ月で1年分季節を体験しましたが?
どうなってるの令和ちゃん、ちゃんと天候操作して?

さて11月です。
はたして単衣は着れるのか?
帯は使い切るのか?
乞うご期待。
(絶対無理。)

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