F1世界選手権パーソナル・セレクション③【波乱と番狂わせ】

本稿のテーマはこちらに。


1987年第8戦ドイツグランプリ(7月26日、ホッケンハイムリンク)

真夏の高速サバイバルレース。シーズン中盤ホンダパワーの前に劣勢のマクラーレンTAGポルシェが、エースのアラン・プロストに総力を集めて勝負に出る。ストレートでウィリアムズ・ホンダをぶち抜き、タイヤ交換も成功。完勝と思われたが・・・レースは最後まで分からないと筆者に教えてくれた1戦。

1988年第12戦イタリアグランプリ(9月11日、モンツァサーキット)

もしレース内容をご存じない方がいらっしゃればとにかく見て欲しい。
神様のいたずらとしか思えない大どんでん返し。
このレースと1991年ル・マン24時間自動車レースのテレビ観戦から神様っているかもと考え始めた。

1990年第15戦日本グランプリ(10月21日、鈴鹿サーキット)

御覧の通りスタートから7秒後に大事件発生。個人的には「不正常なスタート」として赤旗再スタートにすればよかったと今でも思う。そして中盤まで上位陣にドタバタの連続。幕切れは清々しく感動的。

1992年第12戦イタリアグランプリ(9月13日、モンツァサーキット)

レース前にF1界を揺るがす話題が連続した。これらが日本のいわゆるF1ブーム終焉に繋がった。場外の出来事がレース内容にも波及し思わぬ展開を呼ぶ。モンツァに響くホンダV12の音色は最高。

ウェットレースはあえて除外しドライコンディションで波乱に満ちたレースをセレクトした。


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