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2020.8.29 佐藤光留デビュー20周年記念興行「変態と呼ばれて」

知っていましたか。新日本の1試合の値段と、川崎昼夜の値段があまり変わらないって。
私は知っていたので、お得感のある川崎に来ましたよ。
昼はスタンドで観戦したので、夜は芝生で観戦いたしました。

第一試合 青柳亮生、井土徹也対フランシスコアキラ、若松大樹
若松選手は初見かなと、かなり攻めらる展開でした。
青柳選手は全日本若手の中では身体能力が高いので、その場飛びムーンサルトなど飛び技を使い始めたのはかなり期待。
井土選手はちゃんとプロレスするのを見るのがかなり久しぶりでした。(前回観戦時は恋愛だったもので)

第二試合 松本浩代対稲葉ともか
力の差がありすぎました。「こんなもんか?」と松本選手がかなり煽っておりましたが、
ちょっと稲葉選手は厳しそうでした。
エルボー?ハンマー?も一発の重みが全然違ったなと。
入場時の回し蹴りも山下選手の美しさを見てしまうと・・・。

第三試合 李日韓20周年記念ランブル
時間差で4人ずつぐらい入って来たのですが、一番笑ったのはフランシスコ・川崎が入場早々トペコンヒーロで退場したとき。
あと米山選手が「密を避けるため」という理由でマスク着用と、椅子取りゲームによる人数減らしを提案した時は
「ふり幅がやべぇ・・・」と思いました笑
机営業のマドレーヌ選手なども拝見でき非常に楽しみました。
優勝は田村男児選手。明日への弾みにしてほしいです。

第四試合 大仁田厚、リッキーフジ、佐野直対鈴木秀樹、ロッキー川村、YOSHI-TATSU
急遽電流爆破マッチになったこの試合。しかも火薬の量は5倍。
初回の爆破時は電流バットで殴られたリッキーさんもさることながら、殴った鈴木選手もその衝撃でしばらく動けなくなっていましたし、
実際にリングからかなり離れたところにいた私も風圧を感じました。
プラズマ爆破の時もそうなんですけど、あんまり進んでは見たくない部類の試合でした。怖くて。
花火代わりで思い出にはなるんですけどね・・・。
そしてロッキー川村選手は星となりました。

第五試合 諏訪魔対佐藤光留
佐藤光留選手とはというのを見せつけられた試合でした。
確か以前伊勢崎でシングルやってたのを見に行ったんですよ。その時はもちろん諏訪魔選手の圧勝だったのですけど、
今回は投げられても投げられても立ち上がるんですよ。
トータルで10回以上バックドロップやジャーマンを食らっていたと思います。
見ながら「きっと、ラストライドを食らうまで立ち上がるなこれ」と想像していました。
諏訪魔選手も意地でなかなか出さなかったんだと思います。
最後とうとうラストライドで投げられる瞬間の佐藤選手の表情はすがすがしいものがありました。

佐藤選手は常に「勝ち」にこだわる姿勢を見せてくれます。
そして「負け」たときはそれはもう悔しいだろうことを想像させます。
悔しいとは言葉で言わず「結果は有料サイトで」としかつぶやかないときはとても悔しい時なんだなと解釈しています。
そんな佐藤選手だからこそ負けた時がとても美しく感じるのです。
レスラーが「勝ち」にこだわるのは当たり前なんですけど、佐藤選手はその執着が人一倍強いように思います。
だからこそ私は惹きつけられるし、負けても美しく感じるのだと思います。
これからも佐藤選手の歴史を追っていきたいと感じる興行でした。

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