古野淳(ふるのきよし)

東北で登山を楽しみながら、民俗学、縄文文化を追っかけてます。

縄文人とクマ

縄文遺跡からクマ形土製品が見つかることがあります。弘前市尾上山出土(青森県立郷土館所蔵)が有名ですが、今年5月に秋田県の大湯ストーンサークル館でクマ形土製品を見かけました。三角の顔ととがった鼻。デフォルメしてありますが真ん中の盛り上がりは何を意味しているのでしょうか?

大湯ストーンサークル館のクマ形土製品(2019.5.2撮影)

秋田県鹿角市十和田大湯は2016年5月に4人の死亡事故(食害)を

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ウェストン祭と上高地の自然保護

<河童橋のウェストン夫妻と上條嘉門次>

毎年6月第1週の日曜日は上高地で「ウェストン祭」が開催されています。我々も安曇小学校の児童と一緒に、いにしえの入山ルート「徳本峠」を越えて上高地に入ります。

<徳本小屋は1923年(大正12年)に建築 2019.6.1>

ウォルター・ウェストン(1861-1940)が最初に日本アルプスに入ったのは1891年(明治24年)のことで、軽井沢から上田~保福寺

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イーハトーブの山旅

「武蔵野」がテーマのトークイベントで民俗学者の赤坂憲雄さんにお目にかかりました。東京府中育ちの赤坂さんは20年間の東北暮らしで「東北学」を提唱され、話題の著書がたくさんあります。3.11震災直前に東京に戻られて「武蔵野学」を立ち上げられ、国木田独歩を研究した『武蔵野をよむ』を執筆されました。

「武蔵野には3万年前から人類が住み続けているが、住人たちの精神や自然は持続しているものではない。来るもの

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