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APE50をAPE100のカムシャフトに交換

部品取りになるような変なカスタムをされたオンボロのAPEを買って、ほぼ同じ金額をかけて200kmくらいのツーリングに行けるようなバイクを作る夢のない作業を2年くらいしてきた。

よくこんなんで売りにだしてんなレベル

yahooオークションの沼ってのがあるとおもうのだけど、10年の間に5台くらい売り買いしてきた中でトップの不動車だった。所詮、原付きだから交換修理ですぐ終わると思って買ったこいつは、外観より中身がボロボロ。
さてさて、ぱっと見て付いてる社外パーツは何やらレーシーです。
・ビッグタンク
・ハリケーンのハンドルにヘッドライト
・フェンダーレスキット
・PC20キャブにDAYTONAの80ccキット
とかまぁ、リムテープなどの装飾とかされてました。逆に無いものもたくさんありましてね。
・シート
・メーター
・スイッチ周り
・サイレンサー
・ステップのラバー
カスタムパーツはあってもなくてもいいんです!
だけど公道で乗るための部品がないのです!
まぁ、そっから修理したりエンジン載せ替える話しは後で!

一応、動かせるようになってから、ヘッドの方からオイルが漏れることが多くなりました。
原因はヘッドカバーを取り付けるためのラバーワッシャーのゴム部分の劣化でネジ側を締めてもヘッド側が閉まらないという現象です。

左が新品、右が中古

明らかに割れてるし肉厚がない。。。
で交換ついでに、20,000kmくらい走ってるので、カムホルダーの様子を見たらあきらかにカムシャフトが偏摩耗している。。。
てことで、どうせならノーマル50ccを純正ハイカム化しようとなりました。

左が50で右が100

どこぞのAPE系エンジン好きブロガーとかがあげてるから、違いはそこで見て欲しいけど、カムの盛りは全然違います。
サイズとかは同じなので、そのままポン付けし、タペット調整を行います。
カムのギヤに関しては今回は50のまま。100のギヤは丁数が違うようだけど気にしません。自己責任で作業を進めます。

カムの先端部分が削れてるし、ホルダーとの摩耗でガサガサの軸

オイル交換もろくにされず、減ってきたであろうオイルも補充されない状態だったカムが上の写真のようなものになります。オイル管理は重要ですね。
むしろ、ボアアップされた載せ替え前のエンジンはこれよりひどかった。

この縦型系APEエンジン、今後は絶滅の一途をたどることになると思うのでゴム系パーツは純正が出る今のうちに交換できるものはしておいたほうが延命できますよ。
カスタムパーツも出るときに買っておきましょうね〜って話し!
ボアアップするかは、ハイカムの性能次第!!

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