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「これは、おまんじゅう!?」【黄金柑(おうごんかん)】 おどろきと意外性にワクワクした春フルーツ

はじめまして、ライターとして活動している野内菜々と申します。

蝶結びさんでは、SNSまわりの文章や画像作成など、発信関連をお手伝い中。また、ブランディングやロゴ監修サポートなど、サイトオープン前から裏方として関わってきました。

このたび、代表の杉下さんより「わたしと蝶結び」というテーマで「noteに自由に記事を書いてくれませんか?」とお声がけいただきました。普段とは違うトーンOKということで、一個人の視点で、楽しく綴っていこうと思います。

4月、本格的な春のはじまり。まず紹介したいのは「黄金柑(おうごんかん)」です。

「おまんじゅう」から「春の柑橘」へ。箱を開けてからの意外性が記憶に残る黄金柑

画像引用:蝶結び公式サイト【黄金柑】

春の柑橘、黄金柑(おうごんかん)。蝶結びさんをきっかけに、うまれて初めて知りました。

「黄金柑(おうごんかん)」は「黄蜜柑(きみかん)」とも呼ばれ、明治時代から鹿児島県日置市東市来近辺の農家の庭先に、一本二本と植えてあった在来品種です。

昭和五十年、黄金柑を偶然口にした鶴田果樹園の二代目園主さんは、その上品な味と香りにたちまち魅了され、「ぜひ多くの方に食べてもらいたい」という思いを抱き、本格的に栽培に取り組まれ、今日に至っています。

全国的にも栽培をしている農家さんは非常に少なく、大切な人へ気持ちを届けるのにぴったりの贈り物です。

出典:蝶結び公式サイト【黄金柑】商品ページ

昨年の今頃2021年3月下旬、店主杉下さんのご厚意で、黄金柑が我が家に送られてきました。

店主:杉下さん>>>
実は、1年を通して僕がいちばん好きなフルーツなんです。妻もいちばんお気に入りだと言っていて。みかんみたいに皮を手でむけるし、とっても上品。ぜひ試しに食べてください。

名前を聞くのも、見るのも、私にとっては「はじめまして」の柑橘。そこにフルーツコンシェルジュいちおしのフルーツ、という確かな先入観。間違いなくおいしいのだろうなあ。期待が高まります。

まるで高級和菓子の桐箱。ゴールドの文字が輝いています

ドキドキして段ボールをあけると、木箱を模したうすい茶色のシブめのパッケージが。そして「貴婦人の味と香り 黄金柑」のインパクトある文字


わたしの第一声は

えっ!箱がシブすぎる・・・!

箱をあけて、またまた声がもれます。

 えっ!これは、おまんじゅうでは!?

包まれた見た目は、間違いなくおまんじゅうです

うすい和紙のようなものに丁寧につつまれて、キュッキュッと底で結ばれているんですね。

「杉下さんがいちばん好き言うフルーツが届いたんやけど」
「小さくて、黄色くて、上品なやつって言わはんねんな」
「おまんじゅうやないかい、実物をどう見ても、これはおまんじゅうやないか」

すかさず、漫才コンビ・ミルクボーイが脳内でツッコみます。すみません、これは関西人の悲しき性です。

わたしは手のひらに、“おまんじゅう”をちょこんとのせます。いやいや、違う。私は確かにフルーツをいただいたはずなんです。

前情報と今目の前のものの姿があまりに違いすぎるため、こみあげる笑いをこらえつつ、包み紙をそうっと開封しました。

片手に軽く3つ乗ってしまうほどの、かわいらしいサイズ

「レモンイエローの、めっちゃかわいい、ミカンに見立てた和菓子やないかい。さすが京都のギフト屋さんやわ。」


ツッコミが、“おまんじゅう”から“上生菓子”に昇格しました。

ツヤツヤ、うっとりするほどの美しさ
をはなっています。「コロン♪」とかわいらしく透き通るようなツルツルのお肌。 

そしてまばゆいばかりのレモンイエロー。ずっとながめていたくなる麗しさです。

しかしよくみると、やっぱり柑橘なんですよね。見た目がとにかく愛らしい。大事に大事に、このうすい紙に包んだまま、しまっておきたい。

まさに「上品」というワードがお似合いです。はっ、杉下さんは「とっても上品」とおっしゃっていました。ここで、ようやくイメージが一致したということになります。


前置きがかなり長くなってしまったんですけど、「意外性」という意味では、けっこうエンタメ性の強いフルーツギフトなのでは、と個人的に感じました。

シブめのデザイン箱に入っていたのは、薄紙に丁寧に包まれたおまんじゅう。包みをあけてみると、色あざやかな手のひらサイズのかわいらしい柑橘が。

食べる前から、おどろきとワクワクでいっぱいに。希少性の高いフルーツというだけでもギフトとして最適なのに、食べるまでの時間まで含めて圧倒的に楽しい。年配の方だけでなく、若い方への贈りものとしてもぴったりだなと思います。

一見「ふざけている」「失礼だ」と誤解を招いてしまいそうなので、公式での発信ではこんなふうには表現できないのですが…。

「黄金柑」と出会った第一印象。“おまんじゅう”からの“春のかわいい柑橘”という流れが、私の中では最高に楽しい時間として、鮮明に記憶に残っています。

さわやかな甘い香りに、ノックアウト


見た目のかわいさにすでにまんぷく状態。しかし忘れてはいけません、実食です。

普通のみかんのように皮を手でむけるというので、ヘタと反対のところからいつものようにむきます。

かんたんに皮がむけます。スマイルカットにしてもかわいい

むいてるそばからいい香り。個人的な柑橘の推しポイントって、指に香りが残ってしばらく楽しめるところなんですよね。ささいなことなんですが、これだけでとってもしあわせな心地です。

小さいので、2~3房をまとめてパクっ。ああ、さわやかな甘さが口の中に広がる~!そして、鼻腔にも爽快な香りがぬけていく~!

口当たりが軽いからいくつでも頬張りたいところを、ガマンガマンです。

これぞ至福のひととき。春にこんなに上品でおいしい柑橘が楽しめるなんて。あたたかい紅茶とマリアージュを楽しみたい。

見よ、このみずみずしさ。小さいながらも果汁をしっかりとたくわえています

これは提案なんですけど、今の時期だとお花見にぴったりのデザートではないでしょうか。

黄金柑と桜の枝を合わせて、うららかな日差しのもと、ゆったりした気分で撮影したい。淡いピンクとあざやかなレモンイエロー。相乗効果でパアアアアアっとさわやかに映えて、心底元気がわいてくるだろうなと妄想しちゃいます。

こう書くと、カメラを趣味にしている人へのプレゼントにもおすすめしたいですね。

意外性が楽しく、見た目と味がお上品。若い世代へのギフトとして推したい

いちばん手前、柑橘が包まれていると思えないのはわたしだけでしょうか

フルーツギフト。蝶結びさんと出会う前は、桐箱に入ったメロン、お供えやお見舞いなど、格式が高くかっちりとしたイメージが強いものでした。

でも、今では「フルーツギフトは、もらってうれしいプレゼント」というカジュアルな印象にすっかり変わりました。家庭をもつ年齢になり、さらに子どももいるとなると、特にです。

贈答レベルの上質で立派なフルーツは、なかなか普段目にしないですし、口にも入らないですから。

そして今回紹介した「黄金柑」は、スーパーではあまり見かけないめずらしいフルーツ。フルーツギフトとしては和菓子のようなパッケージデザインもユニークで、家族とワイワイ楽しめるのでは?なんて思います。

「黄金柑」は、4月~5月上旬くらいまでの春の柑橘。 旬のものって、いわば期間限定品です。「そのうちに~」と油断していると、時期が終わっていたりするもの。

「プレゼントしたい!」と思いついたタイミングで贈ってみるのも、贈るお相手にとってはサプライズそのものだから、きっと喜ばれるはず。

こんなこともあって、私にとって黄金柑は、意外性があってワクワクする春の柑橘。この体験談をきっかけに、たくさんの人に知ってもらえるといいなって思います。


【想いを伝えるフルーツギフト専門店 蝶結び】
※公式サイト:https://retrospect.co.jp/


※公式Instagram:https://www.instagram.com/fruit_chomusubi/




執筆:野内菜々(のうちなな)
兵庫県在住のフリーライター。6年生と4歳(年中)、7歳差姉妹のママ。
企業発信のオウンドメディアなどで企画立案から記事執筆、SNS運用、取材・インタビュー記事作成など担当し、幅広く活動中。好きなフルーツは、柑橘の王様「ばんぺいゆ」、シャキシャキ食感が絶品「甘平(かんぺい)」。


※ 蝶結びでは「#わたしと蝶結び」のテーマで、「蝶結びフルーツギフト」にまつわるあれこれについて、記事を書いてくださる方を随時募集しています。ご協力いただいた方には、お礼として蝶結びサイトで使用できるギフトカードを進呈いたします。
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