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「黄色い家」 おかしな人のところで育つと、おかしな人に抵抗感がない。

30分でパラパラと読んだ。びっくりしたのが、小説だと気づかないんだ。。。とおもわされたこと。自分の持っているバイアスで読んでいくので、何事も自分よがりの解釈で、登場人物をみていく。

黄美子さんは、境界知能の人だった。これには、最初気づかなかった。

花目線の小説だから、最後に、黄美子さんは、若い女子から「おかしな人」と言われて、終わる。

桃子をリンチしてしまうところ。。。きみこさん。。何をしてるんだ?
境界知能ゆえ、体感しないと分からない。痛い目にあって初めて、やってはいけない事を、しなくなる。それは、モラルを意識したのではなくて、痛かったからやらない。そして、また時間が経つと忘れる。

言っても分からない人と一緒にいると、暴力的になるし、相手にとってはパワハラになる。それなのに、生きるための手段を考えてあげなければならない。

時間ができたら、もう一回ちゃんと読んでみたい。