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空を見上げながら

雪の翌朝 
この時期、この地では珍しいほどの青空を見上げて
『あぁ、軽やかに生きたい』と思った。

人が驚くようなドラマチックな人生ではないのだけれど、
地味に上下動はある。

日々の中で
『急』や『緊張』が増えるに比例し、
身体と心は次第にコチコチとカタマリだす。

情報取得は圧倒的に視覚が優位。
それなのに、カタマリだした心身には、
なかなか文字がしみこんでこない。

それでも、
文を読む
文を書く

なんで別のこと考え出しちゃうのかな…
文を読む
文を書く

好きなのにな…
文を読む
文を書く


一度、戸惑い出すと、グルングルンと思考が巡り
次の一歩がなかなか出ない。

下手にジタバタするより
時が来るまで待つか…



そろそろ待ちくたびれたな…と思っていたら、
スコンと空が広がっていました。


見上げて歩こう
大きく息をすって歩こう
軽やかに歩こう
カタマリも違和感も喜びも…
全部抱えて歩こう


自分から出る白い息を見ながら、
ちょっと思いました。



雪のカタマリが風に吹かれて舞い降りてきました


景色をひっそり独り占めした朝


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