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「光と46年目の光」〜目の愛護デーにちなんで〜

〜目の愛護デー(10/10)〜

「視力」に関するもので好きな作品をピックアップしてみました。

自分の目のことは考えるけど、
「目が見えない人の世界とは?」
というのはなかなか考えないので・・・
毎年「目の愛護デー」に考えてみたいです。

映画「光」


弱視の男性写真家と映画の音声ガイドを制作する女性の、
交流を描いています。(2017日本映画)

丁寧に作られたとても静かな映画です。

映画の音声ガイド・・・
ガイド側は良かれと思って細かく情景を説明する。
見えない人は説明が多いと想像したり、
余韻を楽しむことができない・・・
そういった難しさが細やかに表現されています。



小説「46年目の光/ロバート・カーソン」

『3歳で失明し、46歳で「見る」ことを選ぶー。
脳と視覚の謎に迫る、心震えるノンフィクション』
(帯の記載より。)

主人公はとにかくイケイケの男性で、
視力が無くても事業にも成功。
モテモテでスキーの腕前も抜群。
46歳の時「視力を取り戻せるかもしれない」
手術を受けるチャンスが訪れるのですが・・・


見えなかったものが、
見えるようになるというのはどういうことなのか?

この小説は私が全く知ることのなかった世界を見せてくれました。


小説「伴走者/浅生鴨」

読んでいる途中なのですが・・・
「伴走者」(視覚障害者とともに走るランナー)
に、スポットが当てられています。

パラリンピックに出場する設定です。

「伴走者」について全く知識がなかったので、
私にとってはやはりこの小説も、
知らない世界を見せてくれています。

今日は自分の目のことに加えて、
「目が見えない人の世界」について
少しだけでも考えてみたいです。


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