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シンガポールでコロナ感染・療養

こんにちは。今日は、先日行われたBatavia Madrigal Singersの演奏会のレポートをしたかったのですが。タイミング悪くコロナに感染してしまい、演奏会には行けませんでした。(涙)

今回は合唱から離れて、ワクチン3回接種済の私の場合の、感染・療養経験をシェアしたいと思います。

はじまり

ある夜、喉の痛みで目が覚めました。喉が腫れているようです。水分補給をしてそのまま就寝。朝、抗原検査キットで検査をすると陰性。その日は念のため、終日家で過ごしました。午後から熱が出てきて、この翌日にかけて、平熱プラス1度くらいの熱が出ていました。この時点までは、抗原検査キットで陰性。ふつうの風邪かなと思っていました。

発熱から2日目の夜、悪寒で目が覚めて体温を測ると、39度!これはふつうの風邪ではないかも。なかなか寒気がおさまらず、氷嚢で頭を冷やしたりしながら横になってましたが、この日はほとんど眠れませんでした。翌朝、抗原検査キットを使うと陽性。やっぱりね。

Tにうっすら線が。陽性です

シンガポール保健省のルールで、最短72時間の自宅隔離開始です。風邪かなと思っていたときに、出歩かなくてよかったです。

https://www.covid.gov.sg/well-and-positive-or-condition-assessed-mild-by-doctor

症状の経過とやったこと

咽頭痛、発熱に加えて、高熱が出たあとに咳と鼻水の症状が始まりました。

咳き込んだときに、3年前の咳喘息と同じ感覚が一瞬よみがえり、嫌な予感。咳喘息ってつらいんですよね。咳の養生食 玉ねぎスープを作って、ちょこちょこ飲みました。玉ねぎをまるごと15分間煮出すだけ。参考にしたのは、東欧生活が明るく綴られていて、いつも楽しく読んでいるこちらの連載。あとは、食料品のデリバリーと一緒に龍角散のど飴も購入し、咽頭痛をのど飴でまぎらわせていました。


香りはオニオンスープ。味はよくあるオニオンスープのようなコンソメ味ではなく、少し苦いお茶のような感じです。

解熱鎮痛剤

熱は37度〜38度台。とくに午後と夜は連日熱が38度、という日が続きました。

日本から持ってきた解熱鎮痛剤がなくなったので、デリバリーで当地でメジャーな市販解熱鎮痛剤 Panadolを購入。夕食後に服用したら、よく眠れました。

中医の先生に勧められたもの

病院に行くことは考えてなかったのですが、かかりつけの中国鍼・漢方の先生に、「コロナに罹ってしまったので、次の予約はキャンセルさせてください」と電話したら、アドバイスをいただきました。

ここシンガポールでは、西洋医学の病院だけでなく、Traditional Chinese Medicine (TCM、伝統中国医学)の病院もたくさんあります。すっかり忘れてたけれど、この先生はTCMのお医者さんでした。

先生「そうなんだ。私も2回罹ったし、仕方ないよね。漢方の処方箋出そうか?それで近くで薬をもらいなさい」

私「ありがとうございます。でも、もう熱も咳も喉の痛みもほとんど治ったんです。まだ抗原検査キットでは陽性が出るだけで。Panadolを飲んでました」

先生「喉の痛みもないの?そしたら水分とビタミンをよく摂って、リラックスして休んでね。Panadolだとビタミンは摂れない。ビタミンはRedoxonがいいよ」

私「レ…何ですか?」

先生「あとで写真を送るよ」

教えてもらったのは、市販のビタミン剤でした。

ラムネ菓子のような見た目
タブレットを水に入れると、発砲して溶けます。オレンジジュース
味で、飲みやすかったです

この病院の先生方は、行くといつも世間話をしながら、私よりも私の体調を気遣ってくれます。忙しくてついないがしろにしてしまうけれど、食事と睡眠をきちんととって、自分の体を大事にしよう、と思い出させてくれます。それに、今回のビタミン剤のように、地元のあれこれを教えてもらえるのは、わからないことだらけの外国人の私にとって、とても貴重なこと。心の交流のある、体だけじゃなくて心も癒される病院だなぁと思います。そんな先生方の人柄に引き寄せられてか、先日は20年ぶりという海外に住む患者さんが病院に顔を出していました。

今は症状が落ち着きましたが、連日の発熱で、気づけば体重が落ちていました。ゆっくり体力を戻したら、また合唱を楽しみたいと思います。

外出できないので、デリバリーで頼んだチャイラテ。すてきなパッケージでうれしかったです

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