見出し画像

ライカM8の最も古いモデルをファームアップも何もなしで8年間使い続けると言うのはいいかもしれない🐥4/20🐥

LeicaM8が登場した頃には私はまだカメラ雑誌でレビューなどを書いていた。今はそういう生活をほとんどやめたのでいわゆる提灯記事を書く必要がなくなったのは精神衛生上非常によろしい。その時感心したのはどこの上のメディアであったが既に忘却してしまったけれども普通のメカライターさんが書けないようなことを書いたのである。つまり液晶の日本語の文字が非常に古めかしいフォントを使っていることにあった。大東亜戦争の時のアメリカ軍の日本兵に対するヴィラみたいな感じがした。日本語だけ戦前のフォントが紛れ込んでいたような感じがしてそれが実にライカカメラらしくて気にいったのである。私はこのカメラは使っていないが周りがたくさん使っているので2011年にこのカメラを持ってマンハッタンで撮影に行った。私のつけていったレンズは唯一のソ連製の28ミリレンズであった。それで5番街などで犬ばかり撮っていたのである。エリオットアーウィット私が最も嫌いな写真家であるからなんでこんなことになったのかと犬をとりながら考えていたのだが単純な理由でマンハッタンは犬が面白いのである。つまり犬とその飼い主がミラーリングになっているわけだ。

ここから先は

1,136字

¥ 200

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?