見出し画像

電子ピアノにさよならしました。

 ベートーヴェンの小品で「さらばピアノよ」というのがあります。タイトルの通りとても感傷的で美しい旋律に加え、テクニック的には比較的易しいので、子どもの頃、自分でピアノピース(楽譜)を買って、レッスンではなく自分で練習して弾いていました。
 たぶん子どもの頃は、全然曲になっていなかったのではないかと思います。大人になって、ピアノの腕は子どもの頃に比べ上達したとは言い難いけれど、たくさんのお別れを経験して、また違った感覚で弾けるのではないかな。
 最近、ふと思い出し、また弾きたくなりました。

 
 今、家に置いている電子ピアノはヤマハのクラビノーバ、clp635というものです。数年前に、大分に単身赴任する際、家のピアノは持って行けないので、赴任先で新たに購入しました。
 単身赴任の2年間もピアノのレッスンは続け、このクラビノーバにとても助けてもらいました。ヘッドフォンで夜間の練習もできます。

 単身赴任先から自宅に戻ってくるとき、処分を考えたのですが、もったいないなと思い、持ってきました。でも、自宅にはピアノがあるので、やはり電子ピアノの出番はあまりない、ここ数年間でした。

 今回、足鍵盤つきのオルガンを家に迎えるにあたって、やはりスペースの関係上、クラビノーバを手放さざるをえませんでした。
 一度はメルカリに出そうかなと思ったのですが、東京在住の二女が引き取りたいと言い出したので譲ることにしました。弾いてないとは言え、愛着はあるクラビノーバなので、例え代価を得ずとも、見ず知らずの他人より、身内に渡す方がいいのです。

 電子ピアノの寿命は通電時間によると言います。このクラビノーバは、購入したのは6年ほど前になりますが、最初の2年間を除いては、ごくたまにしか弾いていないので、まだまだ使えると思います。
 また、先ほどあまり見ることがなかった使用説明書を探し出してパラパラ開いてみました。びっくりするような機能がいろいろあって、今更ながらもう少しちゃんと活用すればよかったと強く思いました。
 
 二女が、この電子ピアノで、少しでも充実した時間を過ごすことができると嬉しいです。



クラビノーバ
plc635

 先ほどきれいに拭きあげて、写真を撮りました。今まで本当にありがとう。あまり活用してあげられないでごめんね。でも、新しい家で、活躍してね。

 搬出は明日です。



 今日は、午前中は、夫の眼鏡を新調する付き合いで、その帰りにお昼を食べてきました。
 
 ここも古くからのお気に入りの店です。

レストラン 達

 お昼時で満席だったので、店内は撮れませんでした。看板を撮影。

 ハンバーグやオムレツ、ビーフシチューなど、洋食屋さんというのがぴったりのお店です。店内も落ち着いた雰囲気です。


カニクリームコロッケ

 私が注文したのは、カニクリームコロッケ。盛り付けが可愛いです。殻っとした揚がり具合で美味しいコロッケ。子どもと来て、以前も食べたのを思い出しました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?