見出し画像

英語学習006 名詞の前につくmanyとか、muchとか、someとか

とりあえず今回で、この「名詞の前につくシリーズ」終わりにします。
もう飽きたでしょ、これ。

今回は、まずよく目にするであろう many とか much とかの話をします。
これら many や much ってどんな意味だったっけ?

両方とも「たくさん」「いっぱい」みたいな意味だったよね。
こういう似てる意味の単語は英英辞典で調べてみると違いが一発でわかったりする

many -- constituting or forming a large number; numerous:
much -- to a great extent or degree; greatly; far:

many の場合はとにかく「たくさんの」感を表現するときに使いそうですね。
一方で、much の場合は、「グレートな」感を表現するときに使いそうです。

まだよくわからんなあ。

ちょっと使用例を見ていくとするか。

many bottles
much money

many bottles の方は飲み物などが入ったボトルがたくさんお店の前に置いてある感じで、much money の方は財布に札束とか100円玉とかがめちゃ入ってる感じをイメージしちゃうかな。

どっちも「たくさん」とか「いっぱい」という意味だけど、一方は many を使い、一方は much を使う。はいこれ英語を嫌いになる理由の一つ目。

そしてこのことを、「bottleは可算名詞でmoneyは不可算名詞だからね」とか言って教えられるのでダメ押し気味に英語が嫌いになったりする。
もちろんそれはそうなんだけどさあ。。

例えばこの bottle ってのは英語で count noun って言うんだ。
カウントする名詞だね。

一方で、money の方は mass noun って言うんだ。
mass って何だよ。

mass を英英辞典で調べてみると、on a large scale とか、in large quantities とかいう表現が使われてて、つまりはスケールとか量とかがデカイという観点で考えちゃう名詞たちを mass nouns としてくくってますということなんだよね。

別にお金だって数えようと思えば数えられるんだよ。私に言わせりゃ不可算でもなんでもない。ただ単に、お金はスケールのデカさで考えないか、と決めただけの話。昔どっかの偉いやつが決めたんだろうよ。

だから mass nouns の方は、不可算名詞とかいう混乱させる呼び名じゃなくて、「まとまり名詞」」みたいな「スケール名詞」みたいなそんな呼び名の方が頭に入りやすいんじゃないかな。まあ我々は、mass nouns と英語で覚えればそれでいいだけなんだけどね。その方がスッキリ頭に入るでしょ。

これら二種類の名詞たち。いくつか代表をご紹介。

おいおい、happiness て数えられないのかよ。幸せは俺は数えるぞ。という人たちは勝手に数えておくれ。ただ、英語界では幸せはスケールで考えることにしたんだ。ただそれだけだ。まあ物理的なものでもないしな。

happy は知ってるけど happiness ってなんだよってなるよね。
基本的に、-ness で終わる単語は名詞の形だとまず覚えておこうか。
で、文法については今後お話ししていくけど、happy は happy people とか後ろにそれこそ名詞がきて「幸せな〜」みたいな意味になる。つまりは名詞の状態を説明する「形容詞 (adjective)」という、つまり、noun じゃないんだ。実は。。すまんが。。ショックだった?

「幸せ」っていう名詞 (noun) を作るにはこの happy に ness をつけて happiness という形にする必要がある。一つのパターンとして覚えておこう。ある日急に英語全体がパッと見えてくる時があるから。

で、発音なんだけど

ǽね。「え」の口して「あ」ってアホみたいに叫ぶやつ。
郷ひろみさんの「ジャペァーン」の「ァ〜ン」のところのやつ。

ə。出た、シュワ音。私はこれを「やる気のない『あ』」と呼ぶ。
アクセントのつかない母音はだいたいこれ。悪そなやつはだいたい友達ぐらいの頻度で弱く読む母音のところはだいたいこのシュワ音。

ハピナスのナスが聞こえない感じで発音するとそれっぽい。最初の「ハ」はアホっぽくね。ハ ピ ナス の順で弱くなって消えていく感じ。


実は。。今まで言ってなかったんだけど。。
count nouns にも mass nouns にも両方に使えるのがあって。。
その一つが some。

some の発音なんて、ほぼほぼ「スム」だよね。「ス」って言った後唇を閉じる感じで「ム」音は自然と出てくる形で。

意味としては「いくつかの」って学校で学ぶと思うんだけど、その覚え方よりも「複数のものがぼんやりではあるが具体的に見えてくる」感じだと覚えた方がいいです。大西泰斗先生の秀逸な表現をお借りするとね。視力悪い人が裸眼でモノを見てそれがぼんやりしてる感じ。a の複数バージョンとも言われている。

結果として、日本語に訳すときに「いくつかの」と訳すわけで、あくまでも結果としてそう言ってるだけだよということを常に胸にしまっておいてくださいね。

count nouns や mass nouns の前について、数量やスケールを表現するものはこんなものがあるということをご紹介して、今日は終わりにします。

それではまた。

これらを決して全て暗記しようなんて思わないでね。そんなことしたら英語嫌いになるよ。今はとにかくこんなものがあるぐらいでOK。後で出会った時に文と一緒に覚えるから。


この記事が参加している募集

英語がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?