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『D4DJ』が大好きなので布教したい(後編)

こんにちは。
前回に引き続き、『D4DJ』を布教すべく紹介記事を書いていこうと思います。まだ前編を未読の方は、是非こちらからどうぞ。

さて、前回はD4DJについての概要登場するユニット及び楽曲について紹介した。今回の記事ではもう少し踏み込んで、本作の魅力あるコンテンツをお伝えしていきたいと思う。よろしくどうぞ。


・D4DJのアニメを観よう

前回の記事でも少し触れたが、D4DJは既にテレビアニメが制作・放送されている。『D4DJ First Mix』『ぷっちみく♪D4DJ Petit Mix』の2作品が存在するので、それぞれ紹介したいと思う。

 D4DJ First Mix

『D4DJ First Mix』は、陽葉学園を舞台に「Happy Around!」の結成の経緯と彼女たちの成長を中心とした30分アニメだ。登場するのは「Happy Around!」、「Peaky P-key」、「Photon Maiden」がメインで、残りの3ユニットについては今回はほぼ出演しない。シーズン2の制作を期待して待とう。

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『D4DJ First Mix』の魅力は沢山あるが、何といっても3Dで描かれるキャラクターがとても可愛い。制作は3DCGアニメーションの老舗であるサンジゲンで、その技術の結集されたキャラクターモデルの出来がもの凄く良いのだ。(ただし、メインキャラの造形に力を注ぎこんだ代償か観客・モブ生徒はそんなに可愛くない


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(顔が良い女だ!)

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(モブの顔が怖ぇぇよ!)

3Dアニメの特徴を活かして、日常パートでもライブパートでも、とにかくキャラが良く動く。「アニメでしか魅せられないD4DJを作ろう」という気概を感じる。前回の記事にもライブパートの動画のリンクをいくつか貼ったが、ご覧になった方はその出来の良さが分かると思う。


(フォトンのダンスは万病に効く)

ストーリー・脚本も丁寧に作られているなという印象で、DJというものを全く知らないりんくが、真秀に色々と質問するというシーンがたびたび出てくるが、その都度、「DJ(ディスクジョッキー)は曲を繋げる人だよ」とか「BPMが近い曲同士は繋げやすいよ」などの解説をしてくれるので、アニメのストーリーを通して視聴者はりんくと同じ目線でDJに関する学びを得ることができるのだ。(ただしそこまでガッチガチなDJアニメではない為、あくまで楽しむための基礎知識程度に留まっている)


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(解説コーナーもあるよ)


視聴者が気分を害するような鬱展開などは一切無く、ストーリーも全体的に爽やかな明るい内容となっているので、安心して視聴して欲しい。(監督が『機動戦士ガンダムOO』の水島精二氏なので、ブシロード側も警戒して「闇堕ちはナシで(意訳)」とやたら具体的な指示を出していたらしい)


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(鬱展開はありません!)


ぷっちみく♪D4DJ Petit Mix

『ぷっちみく♪D4DJ Petit Mix』は、可愛く2頭身にデフォルメされたキャラたちが登場する1話3分間のショートアニメ。わかりやすく言えばデレマスのシンデレラガールズ劇場みたいなやつだ。


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こちらの方はちゃんと6ユニット24人全員が登場するので、各キャラクターの人となりを知りたいのであればオススメだ。(内容はカオスやギャグに振り切っていて若干個性が強調されているが)


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(内容はかなりフリーダム気味)

『D4DJ First Mix』は現状Amazonプライムビデオhuluで、『ぷっちみく』はAmazonプライムビデオのみで全話観られるので、気になった方は是非観て欲しい。


・グルミクをプレイしよう

こちらも前回の記事で少し触れたが、D4DJはスマホアプリのリズムゲーム、『D4DJ Groovy Mix』、通称『グルミク』が配信されている。


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ガチャを引いてキャラのカードを集め、育成して編成、音ゲーをプレイしてハイスコアを目指す・・・とまぁ、内容はデレステなどのよくあるアイドル系リズムゲームと基本的に同じだ。

しかし、音ゲー部分に関してはDJプレイの要素を含んでいて、タッチや長押しの他に、ターンテーブルを上下にスクラッチする、ツマミを左右に動かすなどの操作が存在する点が特徴だ。これがなかなかクセがあって最初は操作が難しいが、慣れてきて上手く譜面が叩けるようになると非常に楽しい。


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(思う存分お皿を回せ!)

音ゲーの他には、6ユニットそれぞれが「D4 FES」と呼ばれる音楽フェスに招かれるまでの経緯と、「D4 FES」に挑む各メンバーを描くストーリーが読める。時系列としては『D4DJ First Mix』の後となっていて、ハピアラなどの一部ユニットのストーリーがアニメでの出来事から地続きになっているので、是非そちらをを視聴してから読むことをおススメする。


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(ストーリーも面白いよ)

あとグルミク最大の特徴として、プレイ曲数がアホみたいに多いというのがある。オリジナルソングカバーソングゲームBGMインスト曲から他コンテンツの原盤まで、リリースからまだ1年経っていないのにその楽曲数はなんと300曲を超えている

デレステなどと違って、ライブでキャラが3Dで踊ったりする訳ではないので、とにかく早いペースで曲が追加されることに心血が注がれている。こうして私がダラダラと記事を書いている最中にもグルミクは曲を増やし続けているのだ。


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(実装ペースがおかしいだろ!)

また、グルミクはコラボイベントも積極的に行っていて、「五等分の花嫁」、「ごちうさ」、「ホロライブ」などの可愛いコンテンツから、「ゴジラ」、「モンスターハンター」、「ひぐらしのなく頃に」などの謎コラボまで、まるで先が読めないラインナップとなっているので、今後も楽しみである。


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(「リズムゲームでモンスターを討伐!」じゃないんだよ)


・D4DJの番組を観よう

#D4DJ_DJTIME

D4DJが放送、配信している番組はいくつかあるが、特にオススメなのが、『#D4DJ_DJTIME』だ。公式YouTubeチャンネルの「D4DJチャンネル」にて毎週金曜日の夜に生配信されている。放送時間が毎回微妙に違うので公式ツイッターの告知をチェックしよう。

内容は、キャスト声優によるDJパフォーマンスが行われたり、時にはリアルタイムモーションキャプチャーを使用した、3DのキャラクターによるDJ配信が行われることもある。キャラクターの中に入っているのはキャスト声優さん本人だ。そのため、キャラに当人の動きのクセが出てきたりするのが面白い。

これが普通に凄くて、おそらく結構なお金がかかっているのだろう。毎回私は「これ本当に無料で観て良いの?」と思っているレベルなので、これは是非とも視聴してみて欲しい。


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( ↑ 中の人のクセが強すぎて放送事故寸前になった伝説の回)

それとこの番組だが、時折我々視聴者に対して嬉しいサプライズを仕掛けてくることがある。例を挙げると、

何の前触れ無く既存楽曲の『TAKU INOUE Remix版』を流す。


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(イノタクありがとう・・・)

商売敵である『電音部』の楽曲を流す。


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(キャストの小宮有紗さんが『D4DJ』『電音部』両方に出演しているという繋がりがある)

・新日本プロレスのプロレスラーをゲストに呼ぶ。


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(そんなことある!?)

などがある。最後のやつに関しては、この記事を投稿する10月15日の夜に配信されるものなので、私にも何が起こるのか全く分からないし予想が付かない。これは是非自分の目で確かめよう。

ちなみに、なぜ新日本プロレスとコラボしているのかを説明すると、新日本プロレスの親会社がブシロードだから。グルミクにも選手の入場曲がプレイ楽曲として実装されている。

※ 視聴後の追記
間違いなく神回で伝説の一夜だった。楽し過ぎて私は後半ずっと笑いながら観ていた。
ロスインゴベルナブレスデハポンの名に恥じない制御不能っぷりを見せてくれたものの、キャストやスタッフ、ディグラーへの敬意は欠かさなかった高橋ヒロム選手、彼のテンションに翻弄されながらも、しっかりDJとしての責務を果たしたつんこさん、前代未聞のコラボを作り上げてくださったスタッフの皆様、素晴らしい番組をありがとうございました。これだからD4DJはやめられねぇ。

#D4DJ_LIVE_TIME

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『#D4DJ_DJTIME』のほかにも、現在『#D4DJ_LIVE_TIME』という番組も配信・放送されている。こちらはD4DJのキャスト達が実際に行ったリアルライブの映像を編集した音楽番組だ。

D4DJの過去のライブ映像というのは、現状ほとんど個別にソフト化されておらず、各ユニットごとのCDの限定盤に特典として収録されるという形態を取っている。

そのため、公式Youtubeチャンネルに上がっている動画以外のライブ映像を見られるのは結構貴重なので、気になったらこちらも視聴してみて欲しい。放送は『#D4DJ_DJTIME』のすぐ後なので、興味があれば是非。


終わりに

長々と前後編に分けて書いてきたが、『D4DJ』という素晴らしいコンテンツに、少しでも興味を持っていただければ幸いだ。

現在エンタメ業界にとって、非常に厳しい状況ではあるが、キャストやスタッフの方々は、コンテンツを何とか盛り上げようと最大限努力されているように思う。私もファンの一人として、微力ではあるがD4DJを応援・宣伝していきたい。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。

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