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ウンカという虫

今朝、九州のほうでウンカという虫が大量発生し、稲が打撃を与えられたという話がニュースになっていた。

農家さんには大打撃で本当に大変だなと思ったのだけど、台湾茶のことを思い出した。

以前、中国茶のレッスンに通っていたのだけど、そこの先生が台湾にしょっちゅう出かけて行って、農家さんを直接回り、貴重なお茶を仕入れていた。そして、私たち生徒にも還元してくれていたのだ。

その中に、ウンカという虫に喰ませた茶葉があって、それがなんとも美味だった。

ウンカという虫は葉脈だけを噛み噛みして養分を吸い取る虫。

普通の作物であれば致命的なのだけど、茶葉に関してはありがたい虫なのだとか。

なぜかっていうと、甘くなるから。

しかも台湾では、その虫が生息しているのは一部の地方だけらしく、そこの茶葉はレアで高級品として売られているそうだ。


なんか面白い共存だなって思った。

日本はどうなのか分からないけれど、もし九州地方にウンカが発生しやすいのであれば、茶葉を育てるのはどうなのだろう。

ダメかな?

中国茶、台湾茶、日本茶、全てが同じ種類の木だ。

ということは、緑茶だって、また違った甘味が出て希少価値が出るんじゃないかな。

ぜひ飲んでみたいな。

そんな想像しちゃった。



不思議な共存って世界にはたくさんある。

こちらでは悪だけど、あちらでは貴重、みたいな。

そんなことを思った。


ホメオパシーは毒を持って毒を制す。

なんでこんな毒を持った動物がいるの? なんでこんな毒を持った植物があるの?なんでこんなにかぶれちゃう植物があるの?と思うかもしれないけど、実はそれは人間のためになることだったりなんかする。ちゃんといいように使えば、とても貴重な効果を生む。

とっても面白い。


人間もそうかも。

うわ〜この人ちょっとなぁと思っても、きっと適材適所がある。

エジソンだって、アインシュタインだって、相当だったって話だもんね。

でも適材適所をみつけられた。

最高だね。


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