夜明け
「このままじゃだめだ。
もっと、こうあらねば。
本当のわたしをさらけ出したら、社会に受け入れられない。
だから、こう振る舞わなければ。
こうすれば、あの人に認めてもらえるだろうか。
こうでなきゃ、この人に認めて貰えないだろうか。
いい上司でいなければ。
いい母でなければ。
でも、もう、つかれちゃったな。」
😎「こんばんは。おつかれのご様子ですね。
どうぞ、こちらへおいでください。
そして、ゆっくり、そちらに腰掛けてください。
お茶でもいれましょうか。」
……。
😎「あなたは、ここまで、よく頑張ってこられました。
もう、大丈夫です。
あなたは、愛すべき存在です。
とても、とても愛らしいのです。
あなたは、愛される価値のない人間ではありません。
もし、すこしでもそんな思いが頭をよぎってしまった時は、わたしが何度でも、何度でも言いましょう。
あなたは、愛しい存在です。」
😎「自分にむち打ち、がんばれないのに、がんばる必要は、もうありません。
呼吸に意識を向けてみませんか。
吸って、吐いて。また吸って、吐いて。
あなたは意識して、息を吸わねば、と思っているでしょうか。
きっと、思っていないはずです。
でも、その無意識の営みが、あなたの体を、あなたの内蔵を支えています。
あなた自身も、それでよいのです。
無理をしてまで、役に立とう、としなくてよいのです。
無意識のあなたが、あなたのまま存在しているだけで、あなたを支えるすべての人やものの役に、自然と立っているのです。
役立たずなんて言葉は、今日から忘れてしまいましょう。」
😎「あなたの中の光を見つけたら、どうか、どうか、それを大切にしてください。
これからは、じぶんを偽ることができなくなっていく時代になっていきます。
いや、もう、すでにそうなりつつあります。
みなが、うまれたての赤子のような、
純粋な、きらめく目で、
この世界に新鮮さを見出し、
わくわくした気持ちで生きていける日が来ることも、
決して夢ではないでしょう。
お金にとらわれることもなく、
欲にとらわれることもない。
苦しみにとらわれることなく、
すべてに愛を見出す世界。」
😎「そんな馬鹿なこと、あるかって?
思い出してください。みんな、そのような心を持ってうまれてきているのです。
それじゃあ生きていけないじゃないかって?
本当にそうでしょうか?
やってみないと、分かりませんよ😁
そんなもの、忘れてしまったって?」
大丈夫。
大丈夫です。
みな、一人残らず、そのような存在、だからです。
😎「魂のかがやきが、曇ってしまう世の中。
いや、みずから曇らせなければ、
生きていけない世の中と思われてきましたが、
もっと、自由に。
もっと、気楽に。
もっと、平和に。
愛し合いながら共存する。
そんな世界にしていける、と
心から思った時は。
実現の一歩を、すでに踏み出しているのです。
だから、大丈夫。
あなたが生きやすい世界を、実現していけますよ。」
😎「あなたが思う、悪いこと。
それは、本当に悪いことですか?
あなたが思う、意味の無いこと。
それは、本当に意味の無いことですか?
あなたが思う、不必要なもの。
それは、本当に不必要なものですか?
再度、問うてみませんか。
自分自身に。
問うてみませんか?」
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