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【SFの世界ではない!?空飛ぶバイクに乗れる日もすぐそこに】~ビジネスモデル考察Vol.18~

■背景
SFの世界で出てくるような近未来の乗り物を作りたい
⇒空飛ぶバイクを開発

■ターゲット
・一般市民

■ビジネス詳細
・日本で唯一の空飛ぶバイクを販売する
⇒2020年から販売予定
・数十センチ浮遊
・時速200kmで2時間の走行が可能
・AI による姿勢制御
・機体のパーツは社内の3Dプリンターで作成している

■ユーザーのメリデメ
▷メリット
・道が舗装されていなくても移動できる
⇒災害救助などで有効活用出来る
▷デメリット
・利用機会が限定的である
・機体の操作が難しい

■事業者メリデメ
▷メリット
・予定通り完成し、法規制などの問題も解消されれば国内の市場を独占出来る
▷デメリット
・公道で走行できる許可が下りる保証がない
・気流の研究は飛行機などでも正確に把握出来ていない分野のため、技術的な難易度が非常に高い

■今後の展開・課題
・公道を走る許可が下りていない
⇒政府と交渉して使えるようにしていく
・走行中の機体が普通のバイクと比べると安定しないため、操縦が難しい
⇒機体の技術を上げて操縦者の負担を減らしていく
・海外には似た製品を開発している会社がある
⇒国産である優位性を生かして対抗していく必要がある
・より高い高度での飛行を出来るようにする
⇒空飛ぶ乗り物として世界中を飛び回れるようになる
・現時点では普通のバイクと比較して優位点があまりない

■考察
・近未来的なワクワクする乗り物である
⇒ただしそこまで需要があるものには感じられない
⇒完全に空を飛べるようになれば利用者が一気に増加することが想定出来るが、そこまでには当面辿り着かない
⇒現時点ではお金持ちの娯楽止まり
・このビジネスがどこまで進んでも法規制などの問題が付きまとう
⇒資金繰りの問題が解決すれば夢のような世界の実現が出来る可能性もあるが現時点では厳しいと考えられる

■企業
ホバーバイク(株式会社A.L.I. Technologies)

▽参照:STARTUP FILE

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