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【隙間時間を有効に!これぞ新時代の働き方】 ~ビジネスモデル考察Vol.37~

■背景
日常の生活を送っていると約束のドタキャンなど、突然の空き時間が発生することがある
⇒空き時間を有効に活用することは出来ないか

■ターゲット
一般人、お店等

■ビジネス詳細
・数時間暇な人と数時間手を借りたい人をマッチングさせるアプリの提供
・ユーザーは現在10万人以上
・働ける場所は約2000箇所
・マッチング率は90%以上
・お店側が気に入った人に対して優先的に募集をかける事の出来るお気に入り機能も実装

■利用者のメリデメ
▷メリット
・隙間時間で働くことが出来る
・報酬はすぐに貰うことが出来る
・様々な職場を体験できる
▷デメリット
・慣れない現場で働くことになる
・都度新たに覚えることが発生する

■お店のメリデメ
▷メリット
・募集をかければほとんど確実に人が来る
・スキルを持った人のみの募集が可能
・ドタキャンのリスクも少ない
⇒アプリ側からのリマインドなどで99.5%の稼働率を実現
・採用が不要になるため、採用のための経費や時間を削減できる
・繁忙期のスポット利用が可能
▷デメリット
・スキルを持った人の募集は可能だが、想定と違う人が来る可能性もある

■事業者のメリデメ
▷メリット
・国が副業や兼業を推進しており、ビジネスが政策とマッチしている
・マッチングプラットフォームの提供で安定的に収益が得られる
▷デメリット
・他にも似たようなビジネスをしている企業、サイトがある
⇒TIME TICKET 、タイムバンク、クラウドワークス等
⇒ただしどれも多少内容は異なっており、棲み分けは出来そうである

■今後の展開・課題
・ユーザーを増やしていき、マッチング率を上げる
・お店の数を増やし、アプリの有用度を上げていく
・現在は学生や主婦などをターゲットにしているが、社会人の副業などもターゲットに入れてPRしていく
・首都圏以外にもサービスを拡大していく
⇒ただし人口が少ない地域の場合マッチングが難しい
・専門性が求められる仕事はマッチングが難しい

■考察
・人手が足りなくなっている現在の日本には最適なビジネスである
・今後益々増えていく副業の手始めとして利用するのに適している
・隙間時間を無駄にする事なく有効に使う事が出来るのは素晴らしい
・学生のうちに様々な職場を体験できる事は就活やその後の仕事で役に立つと考えられる

■企業
Taimee(株式会社タイミー)

▽参照:Forbes JAPAN

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