【AMAT】半導体製造装置最大手アプライド・マテリアルズの2019年Q2決算を読む~サービス部門が順調に成長~

今回はアプライド・マテリアルズの2019年Q2決算についてみていきます。

アプライド・マテリアルズは半導体製造装置業界で世界最大手の企業であり、半導体製造プロセスのほぼすべてに対して製品を供給している、半導体製造装置の百貨店のような企業です。

※なお、半導体製造工程に関する説明は以下がよく纏まっています。


なお、半導体製造装置のシェアについてですが、

産業向けリサーチ会社のVLSI reserchによると、2018年の半導体製造装置販売でアプライド・マテリアルズは第一位となっています。

(著作権の関係上画像にリンクできません。以下参照してください)


同社は半導体製造プロセスのほぼすべてをカバーする性質上、半導体業界の温度感を示す企業といえます。

今回はそんな半導体業界を取り巻く状況などもふくめて、発表されたばかりの決算数字をみていきます。





アプライド・マテリアルズの2019年Q2決算 概況

まずはいつものように、お手元にアプライド・マテリアルズのサイトから以下の決算資料を落としてきてご用意ください。

今回は以下のものを中心にみていきます。

Applied Materials Announces Second Quarter 2019 Results

※なお、以下に載せる画像の多くは特別な表記がないかぎり同社の決算資料より引用しております。

ご覧の通り、アプライド・マテリアルズの業績は前年同期に比べて

売上で23%減、営業利益で40%減となりました。

世界的に半導体市況が悪化しており、その波を大きく受けた形となります。


各セグメントごとに見ていきましょう。


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