見出し画像

詩集の色

もっともっと細いペンで
白い紙の上に
綺麗で繊細な言葉を綴りたい
だけど僕は
インクの蓋を開けると
無秩序に紙の上に吐き出してしまう
僕の心から溢れ出た黒色が
僕の詩集を染めていってしまう
本当はもっともっと綺麗に
誰かを魅力する文字を綴りたい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?