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相棒

知り合いの紹介で
僕より少し年上の君に出会った。
年齢は見た目からは想像できなくて
君が来るのを心待ちにしていた。

あれから数年の時が経って
僕と君はすっかり親友になっていた。
少し語弊があるかもしれないが
そう言えるほどに僕と君は
どこにでも一緒に出掛けた。

雨雲が去り、よく晴れた空
今日も君に声をかける。

「行くよ、相棒。」

ペダルを勢いよく蹴れば
君は元気にエンジンをふかした。

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