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2024/4/11 アジアンシンドローム@DOCTOR HEAD

(画像は本文と何の関係もありません)
初めて四谷のDOCTOR HEADさんに呼んでいただきました。アジアもののイベントをよくされていて、私も遊びに行ったことがあるのですが、タイは初めてとのこと。「初めてのタイ音楽がどうあるべきか」を割と真剣に考えて望みました。面白さと格好良さが伝わるといいなと思い選んだのが以下です。店名に敬意を表して渋谷系フォロワーも入れています。

前半

Introduction - Welcome To Thailand

「Thai Pop Spectacular 1960s-1980s」の1曲目、というか曲ではなくモーラムの幕間のお笑いをそれっぽく新録したものですが、前がどういう感じになるかわからなかったので空気を変えるため入れておきました。実際にはC-POP研究所さんがまさかのタイポップ回してくれてたのでいらんかったかも。

Day Tripper / เบิร์ด ธรรมรัตน์

発売当時一部で盛り上がった「Thai Beatles」という企画盤から"Day Tripper"を。やりすぎなぐらいのこぶし回しに「タイ語にしか聞こえない」との声も。これ聴いてると大抵のことはどうでもよくなります。

Sang Bangkok / Mon Muangnuea

名プロデューサー、ドイ・インタノンによるファンキーなルークトゥン。こんなにドカドカしたルークトゥンは珍しく、ジョアン・ドナートの「Bad Donato」に通ずるグルーヴィさがある(気がしないでもない)。

A Hurting Man / The Impossibles

このバンドがなければ今のGMM帝国は存在しなかった。この作品はスウェーデン録音で洗練されてますが、他の国内アルバムは今聴くと結構キツいです。ちなみに「レア・グルーヴ A to Z」に載ってます。

Pee Surah / MAF

邦題(日本発売されたのでちゃんとある)は直訳に近く「虎の兄」。「タイガーマスクのテーマ」を大胆にサンプリングした変な曲。MAFは3人組だけどDJが日本人なのでね。

Noy Noy / แคทรียา อิงลิช

「この人女性ですか?」と聞かれましたがハーフ女性です。こういうラテンテイストの曲もずいぶん流行った気が。最近インスタか何かでレストランで歌ってるところバズってませんでしたっけ?

Happy Anniversary / Nadia

Mr. Zプロデュースのナディアですが、小西貴陽丸出しで微笑ましいです。最初にこの曲を聴いたときは「ついにタイから渋谷系が」と驚いたものです。ちなみに次作はすっかりR&B方面へ。

Full Moon Party / Christina Aguilar

タイポップの始祖の一人、クリスティーナの中期作品。切なく踊れる系のめっちゃいい曲なんですが、PVがびっくりするほど低予算。この路線はNJが受け継いでる気がしますね。

Love Love Love / Triumphs Kingdom

タイアイドルの走りとも言われるトライアンフ・キングダム。片方がシャブで捕まりましたがタイではよくあること。復帰しましたね。調べてたらQRRAがカバーしててびっくりしました。

Klai / Scrubb

世代は大きく飛ぶけどこの流れならこの曲合いそうと思い突っ込んでみました。誰とは言いませんが「あのホモドラマの・・・」って言うのコンプライアンス上問題があるのでやめてください。そうですけど。

แค่อยากจะรู้ / พลอย ณัฐชา

ザ・ギターポップで疾走感が爽やかな曲。ホーンの入り方とかまさに渋谷系ですよね。これにて前半終了でした。

後半

Ride Or Die / LUSS

最近どこ行ってもこればっかりかけてます。だって掴めるんだもん。これタイポップ史に残る名曲なんじゃないかという気がし出しています。

Password / Fever

これも大名曲だと思うんですよね・・・。シティポップと言えばシティポップだし、コード進行もまあよくある進行なんですが、この空気感はなかなか出せないと思いますよ。

Last Train / Ink Waruntorn feat. Three1989

ここ数年続くタイと日本のアーティストのコラボを代表してこの曲を持ってきました。前半インちゃん後半Three1989(1989は読まない)なんですが、しっとりオシャレでありながらどこか「男と女のラブゲーム」的なデュエット感も感じてしまう昭和世代。

ซ่อน (Machina Remix) / TELEx TELEXs

最近また積極的に動き出したテレックス・テレックスですが、この曲のこのリミックスが至高だと思うわけです。この頃の彼らのメロディセンスは神がかってました。

If You Want me / Fever

またFeverに頼ってしまいました・・・。だって使いやすいんですもの。この曲はAメロBメロサビ全てがキャッチーで最高なのですが、かつサビで鳴っているエグいシンセが大好物すぎます。

I ไม่ O (IXO) / Billkin

この曲も最近多用してしまってます。何ていうか、2020年代のคนใจง่ายだと思ってます。多幸感の溢れる良い曲。

Cruisin' Till Sunrise / Etc. feat. Neighbors Complain

元々カシオペアや久保田利伸大好きな人達なんですが、Neighbors Complainと組んだのは大正解。PVがそのまんま日本旅行記で笑っちゃうのですが、タイフェスのところに私ものすごく小さく映り込んでます。

Trouble Maker / Gramaphone Children feat. Pyra

元々DJで出してる作品はこのアルバムだけなんですが、DJらしく実用的にダンサブルでかつクオリティが高いんです。今もたまーにDJとして名前を見かけます。

The Cage / Vini

メンバー3人のうち2人が元Fever。気になる方は上のPVと答え合わせをして下さい。何とこのあとアルバム出して解散するようです。まあFeverロスとViniロスを乗り越えれば人生どうにかなりそうな気もする(誇大表現)。

Polaroid / Cyndi Seui feat. The Hair Kid

これも非常に使い勝手の良い曲で助かってます。一旦これで私のパートを終了しました。

おまけ

その後のB2Bでかけた曲です。

Future Me / Quicksand Bed

รัก.. ที่ไม่มีเธออยู่ / Singto Numchok

何だこのPV 笑

วิธีใช้ / Singto Numchok

The Cabin / Plastic Plastic

最後にSpotifyのプレイリストを貼っておきますが、前半分はスカスカです。

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