見出し画像

抗菌薬相互作用整理BOX(5)

抗菌薬相互作用整理BOX(5)
[第5回]ダプトマイシンの骨格筋障害
~スタチンとの併用はハイリスクか?~
山田和範 やまだ かずのり
中村記念南病院薬剤部係長


はじめに

 ダプトマイシン(DAP)は環状ポリペプチド系抗菌薬に分類される抗MRSA薬です.本剤は,1日2回の用法の開発段階でCPK上昇の有害事象から一時開発が中止された経緯があります.その後,1日1回投与によりCPK上昇の副作用を抑えられることが判明し,現在の用法・用量で上市に至りました.添付文書の相互作用の項をみてみると,唯一HMG—CoA還元酵素阻害剤である,いわゆるスタチンとの併用により「CPKが上昇する可能性があるため休薬を考慮すること」と記載されています.
 今回は,このDAPとスタチンとの相互作用について考えてみたいと思います.


この続きをみるには

この続き:4,969文字/画像2枚

抗菌薬相互作用整理BOX(5)

中外医学社Online

100円

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

ありがとうございました!
1

中外医学社Online

医療者向け情報を発信する中外医学社のnoteです。新刊情報、連載記事、アーカイブや雑誌の単記事販売など、多彩なコンテンツを提供してまいります。   note@chugaiigaku.jp

J-IDEO1-5(2017年11月号)

1つ のマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。