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【中学受験】グノーブル4年生の夏休みが終わった(2023年8月)

ようやく夏休みが終わり、学校が始まりました。

毎年、夏休みは子供をフルでケアしなければならないので、共働き世帯にとっては本当に鬼門であり、前向きに取り組むにしても、かなり気合が必要だなと思います。

早く、精神年齢が上がって、自分で夏休みの計画を立てて、自分で考えて過ごせるようになってほしいものです。

自分の小学生の頃を思い出すと、全くそのようなことはできていた記憶がないので、結局、中学生になってからでしょうか。。

夏期講習は結局どうだったのか

昨年(3年生)は、グノーブルに入塾してはいないものの、春期講習には参加して、そこでかなりハードであることは認識したため、むしろ、夏期講習はスキップして、基礎的な課題を家庭で子供に課して、11月の入塾テストと10月の英検に備えていました。

従って、夏期講習は、今年が初めてで、結構、親子ともどもへとへとになりながら乗り切りました。

風邪や大きな怪我などなく、講習もすべて参加できたので、この時点でまずは100点と思っています。

親の予定、娘の予定、すべて、息子の夏期講習に合わせたシフトを組んで対応しました。。

グノーブル4年生の講習は、お盆前までに4日×3タームがあり、お盆後に、もう1タームということで、お盆の時点でへとへとだったのを、少し回復させて、もう4日頑張ってとりあえず乗り越えるという感じでした。

16日間なので、他の塾と比較すると、講習の総時間は短いのですが、内容に関しては、復習の要素も一部あるものの、理社などはどんどん新しい分野を進むため、いつもであれば、一週間でこなしていた復習を2日間ぐらいでとりあえず詰め込むということを繰り返しやって、当然、記憶の定着が悪いので、再度休みの日にそれらを解きなおすという非常にしんどいサイクルを回していました。

子供も大変なのですが、親もそれをしっかり管理しないといけないので必死でした。

算数と国語は言い方は悪いですが、とにかく授業についていくのを目標にせざるを得ず、体の奥までしみこむほどしっかりと理解を深めるところまで復習が十分できなかったのは反省点です。

時間をたくさんかけすぎると、集中力が低下して、だらだら長時間の取組になり、ひいては、息子の反乱やボイコットによって進まない感じになることも多かったので、ある程度で切り上げる勇気が必要で、その見極めがかなり難しかったです。。

夏休みは結局ダラダラ進めていたこともあり、講習がある日は3-4時間、講習がない日は5-6時間、復習をしていた気がします。

集中すればその半分ぐらいの時間で終わりそうなものの、時間が結果的にかかってしまって、寝る前の1時間ぐらいだけあわてて、集中して頑張っていました。

8月のグノレブテストの結果

8月末に、夏期講習すべてが範囲のグノレブテスト(月例テスト)が実施されました。

結果は、以下の通りです。

正直、問題を見て、点数を確認した段階では、以下のような感想を息子と共有していました。

【算数】
(いつもに比べると)そんなに難しくない問題なのに、ケアレスミスが多すぎて、これはまずいな、、、。解き直しをやったら、1問を除いて、普通にできるじゃないか。。偏差値50-55ぐらいじゃないか。。

【国語】
今まで酷かった記述も、本腰を入れ始めて、少しマシになったが、まだまだ、文章の理解ができておらず、まずいが、前よりはかなりましではないか。偏差値55いけばすごくうれしいね。

【理科】
問題自体は一部難しいが、いつもよりも範囲が広いので、なかなか目標とするレベルの知識の定着はできなかったが、まぁ、いつもぐらいか。偏差値60ぐらいかな。

【社会】
変なミスがあってもったいない問題がいくつかあって、少しいつもよりは下がるかもしれないな。まぁ、許容範囲。復習復習。偏差値60ぐらいかな。

蓋をあけてみると、過去最高の総合成績の偏差値で、逆に驚きました。

4科>社>理>65>2科>国>算>60 !!!!

「酷語」が少しまともになって、他の教科も相対的にあまり取りこぼさなかったのが要因ですね。

結果としての偏差値はさておき、比較的頑張った割には、範囲が広かったので、理解が浅い点がたくさんあって、まだまだ復習が必要だな、、と思っています。

一喜一憂しないことを徹底していこうとグノレブに関して思っているのですが、息子に朝、結果を見せると、小さくガッツポーズをしていて、かわいいなと思いました。

いつもダラダラしている息子と激しいバトルを繰り広げている妻も、今朝は機嫌がすこぶるよく、結局、みんな、一喜一憂している状況です(笑)。

気になるのは、受験人数が100人ぐらい減っていることで、最大で1000人程度に膨らんでいた4年生の在籍状況ですが、890人ぐらいになっていて、グノーブルを辞めた人が一定程度いるのと、おそらく、夏休みなのでテストをスキップした人がいるのかなと思います。

グノーブルが大変だから辞めて、他の塾に行ったのか、それとも、物足りなくて別の塾に行ったのか、または、受験自体を辞めようとしたのか。。。

我が家の場合は、グノーブルを辞めるという選択肢は今のところないと思うのですが、息子がやる気を向上させないと、受験自体を辞める選択肢はある気がします。。

というか、親が大変なので、親の心が折れたら、終了かなと。

夏の頑張りはすぐに結果には出てこない

「2月の勝者」でも黒木先生が言っていますが、これは夏に限らず、何か新たに取り組みを変えたところで、効果の発露には時間がかかると思います。早くて3か月ぐらいでしょうか。

一方で、結構、子供の「アハ体験」はひょんな時に出ることもあって、ずっとできなかったことがそれまでの蓄積のおかげで急にブレイクスルーする瞬間があるのも事実です。

「酷語」を強く認識した5月に、緊急家族会議で、国語のテコ入れ、まずは国語を常に偏差値50にもっていくために、グノーブルのテキストや問題は難しすぎるので、それとは別に、市販の比較的簡単なテキストを朝のルーティンの中に入れることになりました。

正直、算数にもっと時間をかけた方が算数は伸びるし、そっちの方が中長期的には効果的だと思って悩んだのですが、その時間を少し国語に割くことにしました。

悩んで選んだのが二つです。

① 受験研究社 5分間復習プリント 読解力

② 大和出版 ふくしま式 問題集


①については、グノーブルには、選択問題や字数制限の抜き出し問題がないので、そこから始めたかったのと、短い文章で自信をつけるために選びました。

親目線からすると、こちらは効果が結構あるんじゃないかなと思っています。

朝、本当に5分だけでできるので、5分だけでも文章を読み、考える習慣ができたのはよかったです。

公文みたいなもんですね。

②については、効果はよくわからないのですが、評判がいい?のでやっているところです。

見開き2ページを朝10分ぐらいかけてやっていて、結構考えながら記述をしないといけません。

記述をするための思考の基礎を整える仕組みになっているのですが、文章の構図の分解と一般化に気づけば効果的な気がしますが、そこまで息子は至っていない感じがします。

ただ、本人は、5月以降、このおかげで国語が上がってきていると、言っていて、親の認識と子どもの認識に差異が生じています。

いずれにしろ、夏期講習で毎日記述を塾で添削されながらやったのは結構効果的だったようで、何回か満点をとれる記述があって、それで自信がついたのか、コツをつかんだところもあるようです。

内容がわかれば、なんとか表現できるところまで本人はきた気がしているようなので、引き続き、まずは文章理解ができるように進めるところと、その先の表現力を高める努力を継続する必要があります。

①や②も、すでに二冊が終わって、次、三冊目に入っていて、どこまで続けるのか考えないといけないですが、半年ぐらいはとりあえず、継続させて、効果測定を含めてやっていきたいなと思います。

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