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【中学受験】4年生、半年グノーブルに通った結果(2023年7月)

しばらく更新しておりませんでしたが、毎日が淡々と過ぎたわけではなく、日々、息子のやる気の上下によって、親のフォローも上下するような毎日で、正直、結構へとへとになっています。

サピックスと同様にグノーブルも特段宿題はなく、当然宿題チェックもないので、自主的に勉強をやる子は問題ないんですが(どこの塾に行ってもそのような子は全然問題ないですが。。)、そうではない子供は、あらゆる手を使って、やる気を出させて、なんとかついていっているという感じです。

どこかの文章で、「男の子のやる気スイッチはないので、復習や勉強をやるということを習慣化させること以外にやり方はない」というようなことが書いてありましたが、「やる気スイッチ」を探し続けた結果、前述の結論と同じようなところに至りました。

短期的にやる気がでるようなインセンティブモデルを構築しても、結局はモルヒネのようなもので長続きしないので、少しずつ習慣化していき、自分で筆記用具をもって、机に向かって何時間か座るということを当たり前のようなものにしていく必要を痛感しました。

息子がやる気がない時は決まって、「量が多い」というようなことを言います。

塾の先生は、量を減らして対応してくれ、というようなことを保護者会を含めて言いますが、これぐらいできるだろうというラインから減らす方がいいのかな、、、と逡巡します。

結局は、やるべき課題の多寡は、個別の家庭の匙加減に任せられているため、子供にとってそれが多いか少ないかも、当然ながら、主観でしかなく、精神年齢の発達がゆっくりの息子を御するのはかなり苦労します。

中学受験を私自身はほとんどやっていないのですが、元々、やはりある程度精神年齢が高くなって、自主的にやろうという気持ちが沸くような子供だけがやるべきようなものだと強く感じ、改めて難しさを認識します。

「粘り強くできない子、頑張れない子、言い訳をする子、などは合格はできない子」というような表現を受験本ではよく見ます。

当たり前であって、そのようなことを課題にならない子供は何をやってもできる気がします。

(愚痴ばかりですみません。。)

小3の2月から小4の7月の6か月の結果

6か月塾に通って、朝少なくとも30分ほどやる基礎学習と、家に帰ってきてから、1-2時間ぐらい決められた復習をやるルーティンをこなせるようにはなってきました。

ただ、こなしているだけのことも多く、頭に残そうとする感じではないため、範囲が決まっている月例テスト(グノレブテスト)前は、復習を結構やらないといけない状態です。

子供は当たり前ですが、記憶を定着させるのに結構時間がかかるなと体感します。

相対的な実力の定点観測は月例のグノレブテストと7月に範囲のない実力テストの結果でざっくりと把握する感じです。

最初はテスト結果で、親が一喜一憂して、子供は無関心という感じでしたが、何回かこなしているうちに、あまりにも上下するので、親も参考程度に見る状況になっています。

身バレするので細かい数字は書けないですが、
全体としては、65>4科>2科>55という感じで、当初の予想よりもかなり善戦していると思います。

個別の教科の状況

個別の教科を見ると、
65>社>理≒算>60>>>>国>45
と圧倒的な傾向があり、そこまで苦手とは思っていなかった国語に難があることが客観的にわかります。

「酷語男子」というような言葉がネット上にありますが、授業後も、「全然わからなかった、、、そもそも文章の内容が理解できない、、、」と言っていることが多く、前途多難な様相です。。

算数が最も不安であったのですが、毎日課題をこなすことで、なんとかついていけている感じもあり、日々の塾の授業のやり取りの中で、「(自分は他人と比べると)少し得意なのかもしれない」という意識(勘違い?(笑))を持っているみたいなので、引き続き同じことを継続していけばいいのかという感じで思っています。

理科はかなり本質的なことを理解しないと点数がとれないので、毎回、何度も課題を回してなんとか、、、という感じです。

記憶をまずしないとどうしようもないようなところもあるので、記憶の定着が課題です。

社会は本人はもともと好きみたいなので、あまり手を掛けなくてもいいかなと思います。

まだ、歴史とか公民が待っていますが、そちらも勝手にいろいろ見て知っているところもあるみたいなので、おそらく、塾のカリキュラムに乗っていけば、なんとかなるかなという感じで見ています。

「酷語」をどうするか

実は、息子と二人三脚でやっている私も、学生時代全く同じような教科のバランスの結果だった(これに英語を加えると、社>理≒数>>>英>>国)ので、遺伝はすごいな、と思いました。

また、遺伝というよりは、国語の教え方や勉強の方法がわからないので、環境要因もあるのかもしれません。

私は浪人をしたのですが、現役時の大学受験の二次試験の国語がほぼゼロ点でした。浪人の一年間は国語のためだけに、大都会の予備校に片道2時間かけて、一年間通って、ようやく平均点ぐらいがとれるようになった感じです。その時はとにかく読解というよりも、アウトプットの仕方を田舎では教えてくれる人がいなかったので、記述の添削を受けたときには目から鱗でした。

国語がわからない、点数がとれない苦しさ、悔しさ、そして、かなり時間をかけないと点数が上がってこないこともわかっています。

ただ、息子は、大学受験時の私よりもずっと手前にいることはあきらかで、一方で、グノーブルの国語の問題は、かなり高度なので、しばらくは偏差値50を目指せ、と息子には言っています。

息子の国語を見ていると、問題点は以下の通りです。

■ インプット関係
①文章の中の用語がわからないことがある
⇒ ことわざや言い回しに慣れていなくて、これは親のせいかもしれないのですが、地道にいろんな文章を読んだり、学習の中で潰していくしかないかなと思っています。

②文章の主体が女子だったり、大人だったりすると、全く理解できない
⇒ 人生の経験不足や発達の関係で、かなりのディスアドバンテージです。相手の気持ちを普段からあまり考えていないので、こればかりはいろんな経験をしたり、文章を読みながら追体験していく以外ないです。

■ アウトプット関係
①主語がない
⇒ 記述で主語がなかったり、あるいは、途中で主語が変わっているような奇妙な文章をかきます。注意するのですが、なかなか直りません。。

②前後の因果関係がない文章を書く
⇒ 接続詞がめちゃくちゃであったり、「~のため、~のため、・・・」というような繰り返しを書いたり、よくわからない文章を書きます。また、文章の内容が飛んでいて、前後がつながっていなかったります。

③口語で書く
⇒ 「~なので、・・」とか、「~のような感じかなと言う」とか、②とまじって、わけがわからない文章を書いていることがあります。書き言葉にしなさいというのですが、これも親の話す言葉がよくないのですかね。。難しいところです。


課題は山積なのですが、半年で親がギブアップする可能性が高いと思っていたので、その点はギリギリセーフで。。

どこかの動画で、塾の負担というところの比較があり、四谷大塚が10だとすると、サピックスが80でグノーブルが90とあり、サピックスよりは少ないと思っていましたが、横並びで見ている人からそう言われるとそうなのかなと。

親の胆力と忍耐力が試されます。。

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