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【中学受験】開成中学校校長の説明@早稲田アカデミー(2023年8月)

早稲田アカデミーさんが、灘・開成・筑駒の受験対応の説明会と同時に、開成中学校の校長先生がスペシャルゲストの説明会があり、自分の子供が受けるかどうか(受けられるレベルになるのか、、)全くわかりませんが、、、かなり野次馬な感じで参加してきました。

早稲田アカデミー生の関係者以外も出席できたので、大変多くの参加者で驚きました。。

こんなにも開成志望の親御さんがいるのかと。。

また、ホテルニューオオタニの立派な会議室を貸し切ってのイベントだったので、早稲田アカデミーさんも凄く費用をかけて頑張っているなと思いました。

最初は、開成高校の受験対策、開成中学校の受験対策(特に、NNの説明)があり、その後、野水校長先生のプレゼンがありました。

少し前に四谷大塚でも同様のイベントがあったようで、あまり説明に対していい評価がネット上のコメントではなかったのですが、個人的には、開成について全然知らなかったため、開成の成り立ちや、英語教育の進め方などを聞くことができて、大変有意義でした。

ホームページなどを隅から隅まで見ている方や、一度説明会などに参加したことがある人には物足りないのかもしれませんが。。

備忘録的に少しポイントを書きます。

個人的に説明で興味深かったポイント

  • 3年前に校長に就任。コロナ禍で、しばらく最初は生徒を見ずに過ごしたが、現在はほぼ問題なく運営。

  • 今年の9月から新校舎は稼働、来年の夏には完全に工事完了。

  • 明治4年に、佐野鼎(加賀藩士、砲術家)が共立(きょうりゅう)学校を創立。遣米使節、遣欧使節の一員。欧米を見て、欧米並みの教育が必要と帰国後、学校を創立。

  • 佐野氏は、英語は船の上で牧師から習って、現地に着くまでにマスター。英語教育の重要性を説明、当時の教師の10倍の給与を払って、ネイティブの教師を雇う。(⇒外国語教育に歴史的に力を入れているということか。。)

  • 易経にある、「開物成務」が名前の由来。

  • 「質実剛健」「自主自律」「進取の気性と自由の精神」が三つの校訓。「ペンは剣より強し」は校章のマークの元。

  • 高いレベルの専門の人が教員(小説家、俳人、研究者、芸術家も)

  • 教員は自主教材を用いて、考えさせる高いレベルの教育を提供。

  • 理科社会は、実験・実習を重視。

  • 音楽は、全員の器楽習得に重点。電子ピアノ44台、ギター44本。

  • 美術・工芸・書道(洋画、日本画、超克、漆工芸、書道の専門家の授業)も本格的な授業を提供。

  • 海外大学への直接入学も視野に入れた英語教育。留学支援

  • GTEC(中3)、ケンブリッジ英検(高1)全員受験

  • 高校1-3年生各クラス10-20名 高校英語特別講座、実践的英語力の要請と海外大学進学のサポート、毎日7、8限度に実施。

  • 高校3年卒業時に、約50%が、TOEFL iBT 80, IELTs 6.5、約10%がTOEFL 100を達成。今後の目標は、TOEFL iBT80は全員。

  • 合格につながらなかったとしても、紙一重のこと。失敗や努力が重要

感想

プレゼンからは何か特殊な教育をなされている感じはなかったですが、やはり優秀な学生ととんがった先生とで充実した6年間を過ごすという感じでしょうか。

英語学習の意識はかなり高いですね。

それが最大の魅力なのかなと。

学校がどんな感じなのかは学校を観に行かないとわからないですねー。

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