中京大学で行われた、「浅田真央スペシャルアイスショー」(8/14)このイベントを撮影させて頂きました。

後にも先にも浅田真央さんで映像制作した学生は唯一私だけだと思っております。

浅田真央さんを自分のカメラに収めたことは、社会人になっても、孫が出来ても、自慢し続けようと思います。

今回はスペシャルアイスショーの出来事をそのまま書いていきます。

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8月13日

データの管理をするために学校へ向かいました。学校へ行ってみると、今日はリンク会場の設営をしてるらしく、iPhoneしかないが何か撮影出来るかな、と思いリンク場へ向かいました。すると、「18時頃リハーサルをしに浅田真央さんが来る」という声が聞こえてきました。

突然すぎる。心の準備できてへん

カメラを取りに飛んで家に帰り、2台のカメラを持ってすぐ学校へ戻りました。刻々とリハーサルの時間がやってくる。リンクを見た時のリアクションが欲しかったため、1台はリンク側の扉近くに定点カメラを置き、もう1台のカメラは首から下げ待ち構えました。

すると時間通りに車が到着し、浅田真央さんが会場入りした。

初めて生で見る浅田真央さん、周りにいるテレビカメラマンやスタッフさんの雰囲気に緊張して、正直アホみたいに手が震えました。絶対使えない緊張の生々しさだけが伝わるブレブレの映像が撮れました。

でも定点カメラのリンク場を見たリアクションの映像は撮れた。

「わぁー！これが中京のリンク！？すごい！！」

そしてリハーサルが始まった。本番同様に会場全体が暗くなり照明だけが照らされている。なんなら本番よりスモークが強くたかれ、お客さんのいない中、浅田真央さんだけがリンクの上に立ちリハーサルをしている。

超貴重。

浅田真央さんがリンクを滑るだけで空間全体が一気に変わる。そんな中、カメラをぶら下げて棒立ちしている自分が何者なのか分からなくなった。

その日は浅田舞さんも来られて、数時間リハーサルをされた。みっちり撮影し、リハーサルが終わる頃、浅田真央さんがえぐいジャンプのコンビネーションを決めた。5回くらい連続でジャンプしてた。周りのリハーサルされている選手の方もスタッフの方も「おおぉ……」となって浅田真央さんが片足を上げて喜んだ後に、

こっちのカメラを見て「イエーイ✌️」

ピースまでしてくれた。最高のオフショットを撮れた上にピースまでしてくれた。カメラを回してる人は自分しかいない。

これ以上のカットはない。絶対公開しない。家宝にする。そんな最高なカットを撮れた一日でした。(結局どのオフショットも本編に使う機会はなかった…)

8月14日

「浅田真央スペシャルアイスショー」本番当日。この日が楽しみと緊張であまり睡眠時間が取れなかったが、準備は万端にしフル装備で挑んだ。

カメラをぶら下げ、会場入りに待ち構えた。共演者の方々が入られ、浅田真央さんも会場入りされて、ばっちし撮れた。今回はちゃんと使える映像を撮れました。

お客さんもぞろぞろと増えていき、開場30分前から行列が出来ていた。お客さんの方に一言コメントをもらい、皆さん浅田真央さんのアイスショーを見れる事を楽しみにしていました。

「浅田真央スペシャルアイスショー」本番5分前、会場が暗くなりざわざわしている。自分も初めて見るアイスショー、1人でカメラをぶら下げざわざわしている。

明るい照明がつき浅田真央さんが登場し観客席に寄る。会場がワッ！と盛り上がり、アイスショーが始まった。ショーの内容を細かく言っちゃいけないと思うので内容は伏せておきますが、とりあえず楽しかったです。アイスショーも見れてるし撮影も出来てるし、すこぶる楽しかった。

8月15日

公演2日目、何度見ても初めて見た時と同じくらい感動している。3台あるカメラを1人で操作しながら撮りすぎるくらいに撮影をした。

アイスショー終了後、撤去作業が始まり、出演者の方は着替えて雑談をしていました。最後に浅田真央さんに挨拶に行こうと思いましたが、自分みたいな学生が挨拶させてもらっていいのか分かりませんでした。

でも、ここで浅田真央さんと話す機会を逃したら今後一生ないと思い、挨拶に行かせてもらいました。

「ありがとうございました」と言いながらも足がプルプル震えていました。ここで気付いたのが、浅田真央さんの顔がむちゃくちゃ小さい。自分の握り拳よりも小さい。

「こちらこそありがとうございました！」と言って頂き、3日間の浅田真央さんの撮影が終わった。

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今回撮影した素材は許可なく公開してはいけないだけではなく、アイスショーの内容が分かり過ぎてもダメでした。

セーフラインが分からない中制作したため、使えていない素材が大量に残っています。

前日練習のリハーサルのシーンや、浅田真央さん以外の共演者の方の演技、公開出来ていない貴重な素材が多く残っています。これらを編集していくのはすごい時間がかかります。バイトもあるので編集の時間を作るのが大変になりますが、出来たらスペシャルアイスショーでもう一本制作させて頂きたいと思っております。