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ペットにも大切、予防医療。

私はペットのセキセイインコを、毎月1回の頻度でホームドクターに診てもらっている。

チュリの今の主治医に出会ったとき、「(ペットは)病気になってから連れてきたら手遅れになることもある。具合が悪くなくても時々連れてくるといいよ」と言ってもらい、定期的に連れていくようになった。ペットも予防医療の観点が必要だということを、早いうちに気づかせてもらったのは本当に良かったと思っている。

うちは幸いなことに自宅から近いところに小鳥を診察できる動物病院がある。しかし、飼い主さんの多くはそうではないと思う。家の近くに動物病院がなかったり、小鳥やエキゾチックアニマルの場合は、そもそも診てくれる病院自体が少ない。

そういう飼い主さんの強い味方がインターネット。
今回はインターネットでペット相談ができるサイトを、幾つか紹介したいと思う。

Leamoの「ホームドクターコミュニティ」

ペット用品のECサイト「Leamo(レアモ)」を運営するプラサデルパルケ(東京都中央区)は11月1日、同サイト内に、動物の緊急医療で活躍している現役獣医師に無料でペットに関する相談ができるサービス「ホームドクターコミュニティ」を開設した。

「ホームドクターコミュニティ」でペットの相談に乗ってくれるのは現役で動物の緊急医療に従事する獣医師。相談したい人はサイトから会員登録し、Leamoのチャット機能を使って相談する。会員登録料、相談料、アドバイス料は無料だ。


相談に乗ってくれる獣医師石田氏と林氏は「事前にできる日頃の健康管理は人間と同じであり、予防医療の意識を飼い主と気軽に共有できるような場所が必要」と考え、レアモと共同でコミュニティの場として開設したという。

ベネッセ「いぬ・ねこのきもちペットケアONLINE」

また、ベネッセコーポレーション(岡山市)のペット情報メディア「いぬのきもち」「ねこのきもち」では、愛犬・愛猫との生活における疑問・悩みにWEBサイト上で専門家が回答する無料サービス「ペットケアONLINE」を、今月7日(月)から開始した。

相談の利用は無料で、事前登録を行えば誰でも利用ができる。
オンラインのチャット形式で、ペットとの生活で悩みがちな5つのテーマ「健康・病気」「しつけ」「フード」「保険」「生活」について、獣医師をはじめとした専門家がおおよそ24時間をめどに個別のアドバイスをしてくれる。

獣医師のSNSなど

最近は、獣医師さんがSNSでペットを飼う上でのアドバイスを発信してくれていたりする。飼い主さん同士の情報も参考になるけれど、専門知識を持った獣医師の情報は信頼度が高くて、安心できる。私も小鳥専門の獣医師さんのSNSはよく読ませていただいている。

最後に

この10年で犬は0.7歳、猫は0.5歳平均寿命が伸びているという(参考:家庭どうぶつ白書2019)。ペットも長寿になってきているのだ。しかし、長寿化が進む一方、疾病も多様化しているという。そうした疾病を未然に防ぐために、毎日の健康管理と疾病を早期に発見するための仕組みが必要になってくる。
愛するペットが健康で長生きするために、飼い主は、普段からペットの相談ができる場所を作っておくのが良さそうだ。


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