宴後草子BLINDMAN『LIVE EXPANSION Vol.2』-光の向こう側へ-

2022.05.15
東京目黒鹿鳴館
約1年半ぶりのBLINDMAN の単独公演。
その2週間前の仙台、郡山のイベント参加を経て、万全の手応えを感じつつ臨んだライブは、BLINDMAN を愛する者達で100%埋め尽くされた空間となった。

(叙々苑の移転は知らなかった💦)

1年半振りのファン同士の近況を報告しあう和やかな空気からSE 〜キラーチューンの連発で魂を掴んだ後は、多彩なGrooveで体と心を揺らしに来る。
楽曲のバラエティの豊かさは、もっと評価されて良い。

Rayの全身からほとばしる熱量、中村の繊細で力強いソロ、戸田の支えながら歌うベース、松井の包み込むコードワーク、實成の渾身の一打一打が、客席に訴えかける。

「俺たちはBLINDMAN が好きなんだ!」

その熱量に魂で応える客席。
声はなくても、心は通じている!

ドラムソロ(めちゃめちゃベードラの胴鳴りが気持ちよかった!)〜Turning Back 〜Witout A Words に往年のファンから声にならない歓声が湧く。
初めてBLINDMAN を見た時より、今の彼等をもっと好きでいる自分に気づく…

ギターインスト〜HOT BLOODでステージ上も下も沸点限界!
激熱ギターで始めて、松井のソロでは何も弾かずに楽しそうにメンバーを見る、Mr.
BLINDMAN 中村(笑)
全員がBLINDMAN を楽しんでいる!

Now or Never の興奮の後、彼等が本編最後に選んだBlue Butterflyは、最後の一音まで名残惜しく心に響いた。

(@BLINDMAN_JPより転載)

全21曲を演奏しきったメンバーとファンの笑顔は、それぞれの家路に着くまで続くだろう。

現行メンバーで最初に出した「To the Light 」に見られるように、BLINDMAN には「光」を求める楽曲が多い。
熱意も腕もありながら、思うような音楽活動が出来なかった時期を、メンバーそれぞれが経験しているからだろう。(あくまでも推察だが)

5人に伝えたい。
貴方達はもう「光」を求める必要はない。
すでに貴方達自身が、音楽と仲間への思いを燃やして輝き、お互いを輝かせているのだから!


















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