チャンスを掴むには己を知るべし

経済学部3年 Y


堀江愛利さんの特別講義を受けて、「自分を知る」ということが、なりたい自分になるために、チャンスを掴むために、必要条件であるということを強く考えるきっかけとなった。


堀江さんはこう語っていた。「自分の答えがわからなくても、答えを見つけるためにチャレンジする。その連続なのではないか。」人はそれぞれ、生きていれば色々なところでチャンスが巡ってくる。その中で唯一無二の自分を出していくには何ができるか。「成功しよう、失敗しないようにしようではなく、いかに学びの多いことに進むか、自分のためになる難しいことなのか、無駄な難しいことなのか、そういった中で自分自身が選択していくことが大切だ。」と堀江さんはおっしゃった。自分の意志がそこにあるのならば、それが自分の中の成功であり、人が決めた成功に進んでしまうのなら、それは、結果的に自分自身満たされるものではないと気付かされた。


また、堀江さんの講義で印象的だったものは、「意識のエクササイズ」だ。

このエクササイズは、自分の全てを使うエクササイズで、体をリラックスさせた状態で目を閉じて、心を楽な状態にして、頭の先からつま先まで神経を集中させる。

実際にやってみると、初めにリラックス状態にしていたはずが、肩を1センチくらい落とすイメージをした時、私は1センチではなく3センチ落ちた。案外落とせたのだ。


自分の全てを使うというのは、自分の違いに敏感になるということである。それは、脳だけで分かることではなく、身体で感じること。例えば、緊張感によって自分の力が出せない時がある。その心の緊張状態は、身体にも出てくる。身体の姿勢や表情、出てくる言葉や声も変わってくる。それによって、自分自身を相手に判断されてしまうのは非常に勿体無いことで、このように、一生懸命勉強して何かの学びを得ることよりも、自分の心のコンディションを整えていくことが大切であると感じた。


今までの自分から、自分をデザインする必要がある。どういう自分を表現したいか、それだけで人は変わる。なりたい自分になる。そのためには、自分と向き合うことが大切で、チャンスを掴むための1番の方法なのではないかと思う。

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