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ポッドキャストを始めた事を妻に話したら

2021年5月23日に友人と収録したポッドキャストを公開し始めました。
ちゅるじろです。

ポッドキャストについては下記のページにて詳しく記載しています。⇒https://radio.beet.jp/2021/05/23/1471/

ちょっと長い話になりますが、妻にネットラジオみたいな事を始めたんだよーと話をした所、なぜが妙に食いつかれました。
そこから派生して色々と考えさせられたので、メモとして残します。

妻がポッドキャストに食いついた理由は酷く単純で、
「広めたい事がある」との事。
妻の発言には僕もめちゃくちゃ食いつきました。
ほう!!なんぞね!?

妻「”主婦休みの日”という物を知っているか?」

名前から内容は分かるような気がするけど、聞いたことは有りませんでした。
この主婦休みの日のメインテーマは、家事・育児を主婦の方々に休んでもらおう!という物。
そして完全に休むために夫や家族に家事・育児を任せましょう。そんな意味だそうです。

主婦休み日の提唱であるサンケイリビング新聞社様のリンクを貼っておきます。
https://www.sankeiliving.co.jp/shufuyasumi/

妻「主婦の休みはそれでも年に3回しかない。ブラックだ」

サンケイリビング新聞社には何の非もないのですが、年に3回しか休日がなければ確かにブラックです、どブラック。
もはや漆黒。
男女平等は色んな所で叫ばれていますが、そんな休日が出来てしまう程には根が深いんですね。

と言いつつ、僕も料理は殆どしません。
妻が育休を取っているのもあって、日中の4歳の娘ちゃんの保育園の送迎や、0歳の息子くんのお世話なども任せっぱなしです。
その為、僕が保育園に送迎を任された日は慣れていないのでワタワタしてしまいます。
前日に「このセットを持って行けば大丈夫」な保育園通園セット(カバン、名札、補充用の着替え、汚れ物入れ、連絡帳、タオル、箸…etcの一式)を準備されていないときっと忘れ物が出てしまうでしょう。

これは良くない!!

例えば妻が急に入院する事になった場合に、何をすれば良いのか。
保育園はどうするか、日中息子くんをどこに預けるか。
そもそも仕事を休めるのか…。
同じ屋根の下に暮らしているのに、こんなに知らない事があるのかと不安になると思います。

入院は、例えにしても言い過ぎでしたが、
妻が休みたい時に休める様に僕だけでも家が回せるように?家の事が出来るようになりたいと思った次第です。

家事と育児は、両親が最低限出来なきゃいけない部分がある

保育園の通園も一例になりますが、
自分一人で家族全員の面倒が見れるのかどうかがキモになるのでは無いでしょうか?
それを1日?2日?もっと?長期的になるほど、妥協なども出るかも知れませんが最低限思いつく限りの事を列挙してみようと思います。

子供、または妻を病院に連れて行く場合はどうでしょう?
保険証やいざという時のお金、病院の診察券、行きつけの小児科や内科はご存じですか?
休日診療や夜間診療の場所は知っていますか?

食事についてはどうでしょう?
妻が熱を出した際に子供にご飯を作ってあげられますか?
自分のご飯は何とかするでしょうが、子供の好き嫌いやアレルギーは把握しておきたいですよね。
食器や調理器具の保管場所も一々質問されていては休まりませんし。
また買い物に関しても相場を知らなければ適当に買ってしまうでしょう。
貯めているポイントや、お買い得な曜日、お店ごとの食材の鮮度や値段の付け方…etc、日々細かなことに気を使っている事も多いと思います。
全てを把握する事は出来ないかも知れませんが、自分のパートナーが普段何に気を使っているのか位は知っておきましょう。

掃除や洗濯なんて誰でも出来ると思っていませんか?
僕は専門学校に通っている時一人暮らししていたのですが、漂白剤を使った事が無く洗剤と柔軟剤のみで洗濯していました。
結婚して妻が洗濯機に知らない液体を入れているのを見て、後からこっそりと知りました。
お風呂の残り湯は使っているのか、残り湯を使っている場合「洗い」までか「すすぎ」までか、洗濯ネットを使う物と使わない物、何を基準に選択ネットを分けしているのか、日頃から関わらないと見えてこないと思います。

パッと思いつくのはこの位ですが、
その他にゴミ袋、ティッシュ、トイレットペーパー、オムツなどの消耗品の買い溜めと保管場所、ゴミ出しのルール、毎日の献立…探せばまだまだ見つかると思いますが、僕が考えるだけで、しかも家事だけでこの量出てきました。

ネットで見かける「マニュアルにまとめてくれ」って頼める量ではないですね。
細かすぎて「家事・育児事典」になる事でしょう。

育児は家事とは別

育児って保育園に連れて行ったりオムツを変えたり、ご飯をあげるだけでは無くて
「間違った事をした時は間違っていると注意する事」も含むんですよ。

注意する/怒るってかなりエネルギーを使います。新人研修の方がまだ言葉が通じますから、まだ楽です。
どっと疲れる。
やらかす→注意する→繰り返す→怒る→謝るまで待つ→何が悪いのか教えるの流れが完結するまで時間もまちまちです。

でも注意/怒ってあげなきゃいけないんです。
しかし難しい。とても難しい。
というのも、両親の基準点・ボーダーにズレが絶対にあるし、子供の気分や誘導を間違えると謝るまでに時間がかかる事があるからです。

・子供がご飯中にヒザを立ててご飯を食べている。
・咀嚼中に口を開けてクチャクチャ音が聞こえる。
・口に食べ物が入った状態で喋る。
・ポテチを触った手でタブレットを触る。

食事関連ばかりになってしまいましたが、行儀が悪い事をしていても疲れていてスルーしてしまう事もありますよね。
一々言っていると疲れる事もあるかも知れません。
でも、絶対に許せない事って人それぞれあると思うんです。
絶対に許せない事の違いで、子供への怒りが飛び火してくる事があります。

こればっかりは都度話し合って擦り合わせていくしかないと思います。
別々の家庭で育った二人なのだから、些細な事が違うのはしょうがないと思います。

結局ポッドキャストはやるのか?

やらないみたいです。
広めたい事がある、と僕に話して満足したみたいです。

そういう人です。

オマケ、どうしようもない瞬間

パパになってみて一番無力感を感じるのは、抱っこしても歌っても何をしても泣き続ける我が子。
段々と何で泣き止んでくれないんだ?何が正解なんだ!?と悩むんですが、
それをヒョイっと妻が抱っこすると一瞬で泣き止むんですよね。

正解はママ!

ママが良いってさ(嫉妬)
0際~1歳半くらいまではパパの前に立ちはだかる高い壁です。
男性からするとかなり凹むんですよ。問題点が「自分」だったなんて、必要とされていないのと同義に見えて。
でも本当は違うんですよね。
機嫌がいい時は笑ってくれたりするし遊んでても楽しそう。
理由は様々あると思いますが子供からすると「ママ」が必要、そばに居てほしい時に「パパ」だけが来てもどうしようもないんですよ。

しかし、この壁は年齢と共に低くなるので気にしなくていいと知りました。
何しても泣き止まないし遊んじゃえって一緒に遊びまくると、子供のテンションが上がって寝なくなったりするので、その時は素直に怒られて下さい。

最後に二児のパパからのアドバイスを。

「ママが良いってさ」って言葉を言い訳にしない/使い過ぎない事をオススメします。
泣いてても子供を抱っこしてる間は相方の手が空きます。

なので、出来るだけ子供との触れ合いを全力で堪能しましょう。
それはパパにだけ許された権利で特権です。

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