「せっかく行って、特に何もしない」旅のススメ。/ 最強のパワースポットは「暮らし」。

21日の朝イチで函館に飛んで、青森・仙台・会津若松を経由して、26日にヒッチハイクで東京に戻ってきた。

行きの飛行機だけとって、函館で婚前道中膝栗毛の2人(カヤノくんとみのりさん)と歩くこと以外は何も決めてない、ノープランの旅。当初は25日のお昼までに帰ってくる予定だったけど、旅の途中で25&26日の東京での予定がキャンセルになり、もちょっと旅するかな、と流れにまかせて延長。結果、6日間の旅になった。

そういえば、宿もとってない旅なんて人生初だった、と帰ってから気づく。ものすごく自然に、軽い気持ちで、何も考えずにやっちゃってた(笑)

6日間で感じたこと、たくさんありすぎて、何から書けばいいのかわからないけど、想いが熱いうちに書き留めておこう。とにかく、ミラクルがたくさん起こった旅だった。と同時に、過去を思い出す出来事や出会いが不思議なほど詰まっていた・・・。仕事をやめた直後だったから「卒業旅行」って言ってたんだけど、卒業は仕事だけじゃなく、両親との関係性だったり、過去の恋愛だったりした。過去の自分から卒業する旅だったのかもしれない。

旅の行程は、こんな感じになった。

《1日目》友人と飛行機で函館へ。婚前道中膝栗毛の2人と合流して歩く
《2日目》函館でのんびり〜青森県佐井町へフェリーで移動して1泊
《3日目》仏ヶ浦〜三内丸山遺跡〜青森のつぶつぶ仲間たちと食事会
《4日目》青森〜宮城まで友人の車に乗せてもらって移動、仙台泊
《5日目》仙台から会津若松へ〜鶴ヶ城〜西会津のお宅にお世話になる
《6日目》会津若松からヒッチハイクで東京へ

とにかく、空白になった分だけ、世界に自分を委ねた分だけ、大きなミラクルが入ってくる、ということを確信した今回の旅。ミラクルが起きる秘訣もちょっとわかったので、これは改めて記事にしよう。

その他に感じたことと、なんとなく見えてきた9月からの私の旅の形を今日は書きます。


非効率なこと、意味のないことに時間とお金をかけよう。(それは自分を無条件で愛することにつながる気がする。)

以前の私は「何か価値のあること」をしていないと、自分に価値を認めることができなかった。「存在しているだけでいい」なんて言われても、頭じゃ理解できるけど実感できなかった。
私にとって「価値のあること」というのは、主に仕事で成果を挙げることだった。他人に認められて、他人の役に立っていると感じられる仕事。だからとにかく仕事に打ち込んできた。泊まり込みで仕事することも多かったし、でも誤解のないよう言っておくが、それが楽しくて充実感を感じていた。

ただ、「何もしていない」ときに、自分に対して焦りを感じることが多くあった。こんな自分はダメだ、何かしなきゃ成長できない、みたいな。そして本当に傲慢だけど、他の人に対しても「大したことをしてない人は大したことない」みたいなジャッジをしていた。ほんと嫌なやつ・・・

函館には、2万円強の飛行機で行った。けどその結果、観光らしきものはあまりしなかった。(五稜郭に行ったことと、ウニイクラ丼食べたことくらい。)本当に今回は、婚前道中膝栗毛の2人と歩こうっていう軽いノリだけで函館に飛んだ。友人と2人で行ったのだけど、その友人と、婚前道中の2人と、ただ一緒に歩いて同じ時間を過ごしたい、それだけ。

このフットワークの軽さが身についたのはいつからだろう。優先するのはお金でも時間でもなく、自分の気持ち。わきあがる衝動を素直に受け止め行動する。・・・そんな風に素直に行動できるようになったのはここ最近で、それは「積極的に『意味のない』ことをする」という行動を、繰り返してきた結果のような気がする。そしてその結果、私は無条件で自分が好きになった。

函館では、婚前道中膝栗毛の2人が「久しぶりにスタバに行きたい!」というので、1時間歩いてスタバに行った。東京だったら、歩けばスタバにあたるし、1杯のコーヒーを飲むために1時間歩くなんて、非効率極まりない。けど、効率が何だっていうの。1時間歩いてたどり着いた1杯のコーヒーには、値段や時間では測れない何かが含まれていた。本当の豊かさって何だろう、という言葉が頭をよぎった。とにかく、そのスタバでの時間は豊かな時間だったことは確か。とにかく楽しかった。


「せっかく行って、特に何もしない」旅のススメ。

かつての私のように、何か価値のあることをしないと自分に価値を感じられない人は、やってみるといいと思う。心の豊かさとは、効率的なこととか、得をしたこととか、そういうものに宿っているのではないと感じることができる。
し、何より単純に「こんなバカなことしちゃう自分って最高!センスあるわー」と、自分を好きになれる、と思う。少なくとも私は、そんな、意味のないバカなことをすることで、自分を取り戻してきた。

それは「何よりも自分の声を優先する」ということなのかもしれない。理由もなくわきあがる衝動に忠実になると、それは非効率で一見すると意味のないことになる。

ただ会いたい人に会いに行く、ただ歩きたいからひたすら歩く、意味のないくだらないことを話す。

過去の私は、その子どものような純粋な衝動を、いつからか「時間の無駄」とか「意味のないもの」とジャッジして抑えるようになってしまって、その結果、自分の声さえも聞き取れなくなってしまっていた。

時間とお金をかけて遠くに行って、特に何もしない旅。「せっかく来たんだから◯◯しなきゃ」という思い込みを捨てて、好きなようにそこに存在してみるといい。自分の衝動に素直に、1日中スタバにいたけりゃいればいいし、もちろん、観光したければ観光すればいいし。

長期の旅に出られなくても、1日でも、空白の時間をとって、自分の声に忠実に行動してみたらいいと思う。時間にもお金にもなるべく制限をかけないで。自分の声を聞く練習になるんじゃないかな。

わきあがる衝動に理由をつけたり、無駄だとか非効率だとか行ってそれを無視することほどナンセンスなことはない。自分の声を優先すること。そのためにお金も時間も、できる限り厭わないこと。

それは、無条件で自分を愛することにつながる気がしている。


移動生活って疲れる

これはもう、単純にすごい思った。旅はとても楽しいのだけれど、とにかく疲れて、移動中も夜もほとんど寝ていて1時間10時間くらい寝ていたのだけれど、4日目あたりは「疲れてもう帰りたいかも…」と思っていた。

膝栗毛の2人、カヤノくん&みのりさんは本当、相当タフ。1日一緒に歩くだけでも相当疲れるし、それで顔色ひとつ変えず元気な2人はすごい…!私には、ああいう形の旅はできないだろうと思った。


最強のパワースポットは「暮らし」

で、そんな疲労困憊していた私を救ってくれたのが、5日目にお世話になった西会津のお宅だった。友人の紹介でお世話になったのだが、このお宅が本当に素晴らしく、160年前、なんと江戸時代に建てられたお家。昔は大きな庄屋だったとのことで、明治時代に米騒動で襲われたときの刀傷が柱に残っていたりと、歴女的にはかなり興奮する環境だった・・・というのはおいといて。

このお宅に着いたころは疲労感でいっぱいだったのが、食卓を囲んで色々なお話をしていたら、体力がむくむく回復してきて、一晩休んだ翌朝にはすっかり元気になった。これはもう、驚くくらいに回復した。きのうビジネスホテルですごい寝たけど回復しなかったのに。

この旅では、五稜郭(函館)、仏ヶ浦(青森)、三内丸山遺跡(青森)などパワースポットと呼ばれるところにも何箇所か行ったが、私にとっての最大のパワースポットは、間違いなくこのお宅だった。

で、なぜ私がここでこんなに元気になったのかというと、多分「暮らし」の力だと思う。

お母さんが、家族のために作った食事は、レストランで食べる食事と違う。ビジネスホテルで泊まるのと、人が暮らしている場所で寝るのとは違う。
それを肌で実感した。

言葉で説明するのは難しいが、体にエネルギーが充電されていく感じ。人が暮らしているところには、人を癒し元気にするエネルギーがある。

人を最大限に癒し元気にするのは「人」であり、人々が営む「暮らし」の場。パワースポット巡りするくらいなら、自分の家をパワースポットにした方がよほどいい。

だいたいが、灯台もと暮らし。パワースポットも、幸せも、たいがい目の前にあるのに気づいてないだけのことが多い。


思い出に残るのは、人との出会い

最初の2日間以外は1人旅の予定だったのが、気がつくとほぼ人と一緒にいた。青森で集まってくれた仲間たち、青森から宮城まで車に乗せてくれた友人、西会津で泊めてくれた方、一緒にヒッチハイクした友人。

1人でいるときは、仏ヶ浦とか鶴ヶ城とかいわゆる観光名所をまわっていたのだけど、あまり記憶に残っていないし、正直「1人だとつまらないな」と思った。さっきの話にも通じるけど、1人でいると、パワースポットに行ったとしても疲れる。人と話していた方が元気になる。

そして、記憶に残るのはいつだって「あそこで、あれを食べながら、あの人とした話」。一番の記憶は人や会話であって、場所や食事は、どちらかというとそれに付随しているものとして思い出される。

今回の旅でも、色々な人に出会った。

・50人規模の会社の社長さん。33歳のときに全く未経験の分野で起業し、1年目に650万円の赤字になったにも関わらず、自分はできると信じて進み続けた。「家族もいるのに未経験の分野で起業するなんてキチガイだよね、でも、赤字を出しても、自分にはできる、やるんだという自信は全く揺らがなかった」

・函館でマッサージをしている女性。(正確には、マッサージを受けたのは友人だけど。)もう80代で、目も耳も不自由にも関わらず「この歳で仕事ができるのが幸せ」と言っていた。

・・・30代で、健康な体もあるのに、貯金ないくらいでビビッてる場合じゃないわ。


9月からの私の旅について

今回の6日間で感じたのは「ただ移動してるばっかりじゃ疲れるな」ということと「1人だけで旅してもつまんないな」ということ。9月からの移動生活では「旅と暮らしのバランスをとること」と「人と一緒に何かをすること」を大切にしたいな、と思っている。

どんな形かはわからないけど、おそらく、移動し続けるのではなく、どこかに2週間前後(?)とどまり、そこで何かをして、次の土地に移動する、というスタイルが今のところ有力候補。

「暮らしながら、旅をする」ということ。

その土地を通り過ぎるのではなく、短期間でも暮らして、そしてその地に何かを残していきたい。例えば、町の冊子を作るとか。お世話になったお店のチラシを作るとか。出会った素材で、その土地をイメージしたアクセサリーを作るとか。ドカンとイベントを開催するとか。私に何ができるだろう。

私のもっている能力は

・グラフィックデザイン(フライヤー、名刺とか)
・ちょっとした冊子の作成(ライティング、編集、デザインまで1人でできる)
・無料のHPツールを使ったサイト作成
・コーディネート力(割とセンスがいいと思うんだけど・・・洋服や空間のコーディネートが好き。)
・SNSを使った発信
・発想力、企画力、実行力
・おいしい雑穀料理が作れる
・アクセサリー作り

私を使って、この土地で、こんなことしてほしい、みたいなものがあったら教えてほしいな。ピンときたら行きます!報酬は、お金なのか、食や住という環境なのか、もしくは他の何かなのか、もこれから決めていきたい。

今のとこ、9月はノープランなの・・・!
私の使い方、募集中⭐︎

PS.
「意味のないことに時間とお金をかけてみよう、でも何したらいいのかな」って方は、婚前道中膝栗毛にジョインするのおすすめ。8月4日がゴール予定だから、一緒に歩けるのはもう少し・・・!歩けなかったら、違う方法で応援することもできる。
言葉足らずで2人の魅力を伝えきれないのがもどかしいんだけど「本当に、生きてる」って感じ。意味も効率も考えず、自分の声に素直に行動しているの。感情も素直に表現する。ほんと自然体で輝いているのを感じられると思う。
その存在自体がいとおしくて、尊敬している2人なんです。

婚前道中膝栗毛HP:http://hizakurige8.wix.com/hizakurige


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《私の今後の予定》

7/25〜8/12 東京
*7/29 第1回旅女会議
8/13〜15 新潟
8/16〜25 東京
8/26〜31 新潟
9月 ノープラン(佐渡、長野、京都、山梨に行くかも?)
10月 東京〜台湾〜鹿児島
11月 屋久島〜南のほう〜あたたかくなったら北上して北海道まで行く予定

*私に会いたい人、募集中!
*家を断捨離するので、家にあるものもらってください!
https://note.mu/cicaco_tabijo/n/naa39d1750a80

*日本旅女連盟公式サイト
http://tabijorenmei.wix.com/tabijo

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