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諺とハウツー本は同じ?

みなさんこんにちは。

最近はとてつもなく暑いですね。
僕は東北地方に住んでいますが、それでも暑さで死にそうです。
都会と地方では暑さの質が違うとよく聞きますし、自分自身でも実感していますがそれでも暑いものは暑いのです。ただでさえ汗っかきなので、車でコンビニに行くことすら億劫になるレベルです。

コンビニといえば、僕は昔、よく雑誌コーナーにある心理学系の読み物を読んでいたことを思い出します。僕は世の中にありふれているビジネス書やハウツー本を良く好んで読んでいました。そのきっかけになったのは中学生時代のとある経験なのですが、その経験を機に読み漁ることが多くなりました。特に人の心理に関わる領域のものを。

中学生ながらに他者が取った行動にはどんな意味があり、言った言葉の裏に何が隠されているのかに興味を持ちました。当時としては、防衛本能というか危機回避のために読んでいた記憶がありますが、実践で役立つことはありませんでした。

ハウツー本なので耳障りが良く、なんとなく納得してしまいそうな理論が並べてあり、いかにもな内容です。言ってしまえばありきたりな言葉です。
聞いたことあるなとか、そんなの当たり前じゃんという事象を懇切丁寧に紐解いてはくれているものの、目新しいことやこれは革命的だ!というものは無かったように思います。

しかし、僕はそんな当たり前とも言える理論を、上手く機能させることがほとんど出来なかった。なぜなのか。

結論から言ってしまうと、上手く機能するには、実は条件があり、その条件が抜け落ちている(あるいは隠れている)理論が多かったからです。
加えてその理論を機能させるだけの資質(環境、振る舞いや性格など)を自分が持ち合わせていなければ、当たり前のことでしょう。

RPGに例えるならば、レベル13の冒険者である僕が装備すると魔法が使えるようになるという武器を入手し、装備してみました。
いざ入手し、装備してみると攻撃力は少し上がりました。でも、魔法は使えません。実は冒険者には不向きな武器でだったようです。なんとか装備できたので、とりあえず使っておくか…という具合です。しかも、この魔法、水辺のモンスターにしか効かないじゃん…
そして、実はレベル30になれば、冒険者でも魔法が使うことが出来るらしいが、レベル13の僕はそのことに気が付いていない。
みたいな(笑)


実際に使ってみて、初めて分かる。要は万能ではないということです。

上手く機能させることが出来る人、出来ない人がいるということ。


それと対になると思えるのは、日本にある諺とか言い伝えとか、先達が自身の経験を元に言葉に落とし込んだ究極の理論です。言ったら、昔の人のハウツーです。多くの人に支持されてきたからこそ、現代でも無くならずに伝えられているのだと思います。

再現性も高いですし、なにより皆が平等に条件なしで結果を受容する可能性が高い。これが諺が途絶えない理由なのだと思います。

よく分からない記事のよく分からない理論を元にまとめると

ハウツー本:複雑で小手先的な考え方:実践するのに条件あり:再現性 中
諺:根源的でシンプルな考え方:実践するのに条件はほぼない:再現性 高


そもそもハウツー本と諺を同列にしているのはどうかとも書いていて思いましたが、思ったことを書きたくなってしまったので何言ってんだこいつぐらいの感覚で許してください。



本当は全く別のタイトルで記事を書いていたのですが、前置きを書いているうちにどんどん膨らんでしまいタイトルを変えるという暴挙が多発しています。(笑)

そして、本当に書こうと思っていたタイトルはどこかへ飛んで行ってしまいました(笑)
気が向いたら書こうと思います。

それでは。

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