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出揃った7月開始ドラマ。で、結局何見てるの?

短信にあげたドラマのうち、続けて見ている作品はどれなのかを整理してみます。

何が何でもみたい作品

7月開始ドラマの中では、残念ながら何が何でもという作品はないかなー、うん。

結構楽しみにしている作品

『ハコヅメ たたかう!交番女子』

藤聖子を演じる戸田恵梨香を始めキャストがよく、コメディ具合もちょうどいい。女性警官の先輩後輩の話は新しいし、シスターフッドやメンターの話としても興味深いです。
警察署の刑事部屋も従来の刑事ドラマっぽくなくて新鮮。

毎回の管内の事件と、川合(永野芽郁)の成長物語をコミカルに描きつつ、個人的になんらかの事件を追っている藤の(おそらくシリアスな)ストーリーがこれから明かされていくのだろうというサスペンスの部分もあって、単純な一話完結ではないところもいいですね。(単純な一話完結ってそうそうないかもですが)

『武士スタント逢坂くん!』

ほんとバカバカしいです。ほんとバカバカしいけど、なんていうかなあ、やっぱり漫画家さんとそれを取り巻く世界っていいな、って結構しみじみするんです。

江戸時代の武士がいきなり裸で現れて、それをそのまま受け入れるって、他のどんな世界で可能ですか、って話です。

過剰な逢坂くん(濱田崇裕(ジャニーズWEST))と、そんな彼をそのまま受け入れる、思いっきり温厚な宮上裕樹先生(今井隆文)のコントラストが素晴らしく、個性的なアシ仲間、時代劇ドラマのパロディのナレーションもおもしろい。

第2話も、漫画家のアシ対決で夜の海岸で相撲(しかも先生が行司)という謎展開、思いっきりバカバカしいですが、おもしろかったです。

『初情事まであと1時間』

これは一応ここに入れましたが、オムニバスなので、上記二作とは“楽しみにしている”の意味合いが少し違うかな。8話全部見るつもりですが、必ずしも全部おもしろいとは限らないですよね。

ついつい見てしまう作品

『ホメられたい僕の妄想ごはん』

暑いし料理したくないんですよ。暑くなくても、もうご飯作るの飽きたし、何作っていいかもわからない。
でもなんかこれ見てると、その時思いついたものを作ってみればいっか、みたいな軽い気持ちになれる。料理のシーンがいいです。曲も含めて。妄想も悪くない。

バンドの話も、和田理生(高杉真宙)とスーパーのおばちゃん(山野海)とのやりとりとかも適度にいい。
理生がただの会社員じゃなくてバンドもやってる男っていうのが、結構大きなポイントのような気がする。しかもエンジニアで。(自分の好みってだけか?)

『痴情の接吻』

高校の図書室でいきなりキスしてくるようなヤバいヤツなのに冷静沈着な、漫画でしかありえないキャラの男、上条忍(橋本良亮(A.B.C-Z))。これが意外と、女が思い描く(妄想する?)“ある種の男の原型”みたいなところもあったりするのかな、などと考えつつ、つい見ちゃってます。朝晩ご飯作ってくれるしね。ちなみに忍もエンジニアだったかな?

忍に請われて渋々同居したはずなのに、柏木和華(中村ゆりか)の方が妄想してて、第3話の妄想シーンの真顔の忍には笑ってしまった。(しかし最近はドラマの中に男性の上半身裸のシーンを登場させるの必須なのかな? というくらい出てきますね。韓国ドラマもそうだけど)

視聴必須ジャンルの作品

視聴必須というのは私にとってであって、万人にお勧めするという意味ではありません。
ジャンルというと語弊があるかもしれないのですが、私の中で「不倫モノ」というジャンルがありまして、不倫そのものがテーマの作品はもちろん、不倫がある程度重要な位置を占めている作品はここに入ります。そしてこのジャンルは私にとって視聴必須という位置づけです。

『ただ離婚してないだけ』

これは不倫そのものがテーマではありませんが、不倫によって事件が起こり、展開していくサスペンスドラマなので必須です。
終始陰鬱な暗い画面で重々しい作品ですが、それが他にはない味になっています。

『サレタガワのブルー』

シタ側の田川藍子(堀未央奈)が気持ち悪さ全開で見ているのが嫌になりますが笑、不倫ど真ん中のドラマなので必須です。
次回も藍子が何か画策している様子で、さらに気持ち悪いんだろうな… でも見ますよ、必須なんで。

今のところ見ている作品

『彼女はキレイだった』

韓国オリジナル版との比較のために見ています。

『TOKYO MER〜走る緊急救命室』

ありえないスーパー医師っていう幻想を見てもいいかなって。ちょっとそれはないよね、っていう部分もあるけれども。正直ストーリーでなくオペの手際とそこに至る流れを見ている感じです。

『プロミス・シンデレラ』

別にいいかなとも思いつつ、まだ様子見してます。お金持ちの家柄の兄弟の確執と三角関係っていう韓国ドラマっぽい設定ですが、考えたら日本でも昔からあるパターンかもしれないですね。

・ ・ ・

その他の作品も時間があれば見ていて、完全脱落したものの方が実は少ないです。
日本のドラマを見始めてまだ二期目なので(春、夏… という区切りでは)、まだまだ思い切りが悪いですね。しかし「量のない質はない」ので、目を養うためにしばらくはこんな感じで絞りきれないまま見て行くことになると思います。

それではみなさま、よいご視聴を。

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