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10月開始ドラマ短信7 『凛子さんはシてみたい』『和田家の男たち』『おしゃ家ソムリエおしゃ子!2』

10月開始ドラマの第7弾、たぶんこれで最後になるかと思います。

『凛子さんはシてみたい』

地位も美貌も全て持っていて完璧に見える雨樹凛子(高田夏帆)は27歳にして処女であるのがコンプレックス。ひょんなことから同期で営業成績1位のイケメン上坂弦(戸塚祥太)が童貞だと知り… というレディコミならではの設定です。
今後はウブな二人が「脱・未経験パートナー協定」なるものを結び、できそうでできない、で進んで行きそうですね。最終的には恋人同士になるのでしょうけれども。

偽装結婚、契約結婚など、最初は契約的なことから始まった関係が、最終的には本物になる、という話は昔から結構あったのかもしれませんが、ここのところとても多い気がします(って、“ここのところ”ドラマを見始めたばかりなのに)。
このパターンが広く受け入れられているということは、それなりのリアリティがあることなのかなと思います。結局、人はかたちの方に心が沿っていくものなのでしょうか、などと思ったり。形から入れ、とはよく言ったものです。

『和田家の男たち』

三世代にしては年齢が近すぎない?という部分は払拭できないのですが、父と祖父の年齢設定が明らかでないので、とりあえずそういうものだと思って受け入れるしかないですね。(バリバリ仕事してたお母さんだから出産はどんなに早くても30歳、継父はその7歳下、となると現在60歳、そうすると祖父は85歳から90歳?というのが私の計算なのですが… 孫世代の年齢を37歳としたのは理由があってのことなのか、それとも俳優が決まっていたからなのか、その辺はドラマを見て行くうちにわかって行くのかな)

年齢設定の点を除けば、男三人、三世代の同居生活はおもしろそうだし、仕事ドラマという点でもおもしろそうだなと思います。

『おしゃ家ソムリエおしゃ子!2』

もう第3話が放送されていますが、第1話を見たのに書き忘れてました。

さまざまなカテゴリーのおしゃれ男子?の家に行き、その路線に合わないインテリアにダメ出しする(ことによって、“人生観”みたいなものを披露する)ドラマ。

「いるいる、こういう男!」って笑って楽しむドラマなんだと思いますが、ちょっと「いいじゃん、ほっとけば?」って思ってしまいました。

古い話で恐縮ですが、いわゆる“ポパイ男”のように、ある類型に自らハマって安心したい男性って多いです。女性も同じかもしれませんが、男性の方がバリエーションが少なく、こだわりポイントも明確でより類型化しやすい気がします。

それを取り上げて、「“・・・男子”を気取ってるのに、徹底してないじゃん、ダッサ!」という女子目線、というのが本作ですが、でもね、完璧にハマってたらハマってたで、「完璧に“・・・男子”してるじゃん、ダッサ!」っていうのもまた女子だったりするんですよ。

それで私はというと、「どうでもいいじゃん、ほっとけば?」です笑

* * *

10月開始で見逃しているのは以下の作品です。

『相棒20』
『科捜研の女 season21』
『ドクターX~外科医・大門未知子~第7シリーズ』
『言霊荘』

『相棒20』『科捜研の女 season21』『ドクターX~外科医・大門未知子~第7シリーズ』はあまり食指が動きませんでした。長く続いているシリーズものはもちろんおもしろいのでしょうが… 
ホラー苦手なため『言霊荘』はパスしました(そこまでホラーホラーしてるわけでもないのかも知れないのですが)。

* * *

ようやく出揃った10月開始ドラマ、どれを継続視聴するかは別記事にします。


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