例によって、この記事でリストアップしていない作品も、やっぱり初回は見てしまいます。それらについてもちょこっと感想を。

『みなと商事コインランドリー』

第3話まで放送済みです。
これはBLなのにリストに入れるのを忘れました。いつの間にかBLも視聴必須ジャンルとなっています。と言っても、今のところ地上波で放送しているような作品だけですが。

一見大人しく真面目そうな高校生・香月慎太郎（西垣匠）が地味にぐいぐい押してきて、祖父からコインランドリーを継いだアラサーの湊 晃（草川拓弥）がたじたじ、という構図。湊は高校時代に先生を好きになったことがあり、大胆な行動に出たもののその後の進展はなかったようで、そのせいか恋に臆病になったらしい。それを知った慎太郎は嫉妬して… という展開。
クラスメイトも何やら絡んできそうですね。
引き続き見ていきます。

『オクトー～感情捜査官 心野朱梨～』

第2話まで放送済みです。
人の感情の色が目から出ているのが見える、という特殊能力を持つ刑事・心野朱梨（飯豊まりえ）が、その能力を使って事件を解決していく。朱梨は過去に事件の被害者となり、おそらくはそのショックによりその能力を獲得した。
エリート警部・風早涼（浅香 航大）は、内部の不正を告発してもみ消され、警視庁から朱梨のいる神奈川県警へ異動してきた。その件と関係あるのかないのか、何らかの内偵のミッションを負っている。

事前に注目してはいなかったのですが、何気なく見たら結構おもしろいです。
これまで犯罪者の心理を読み解いて事件を解決する、というのはあっても、取り調べ中の被疑者の隠された“感情”を元に、それを読み解くことで事件を解決に導く、というのはこれまでにない切り口ですし、目から感情が出ている映像も綺麗だしおもしろい。ダークな画面にダークな世界観も好きです。
さらに、朱梨と風早、双方にそれぞれの問題・課題があって、全体に厚みを持たせているように感じました。一切の感情を失った（少なくとも表出することができなくなっている）朱梨の姉はどうなるのか、風早の内偵は何につながるのか、気になります。
引き続き見ていきます。

『雪女と蟹を食う』

第3話まで放送済みです。
主人公・北役の重岡大毅さんが若干苦手なのですが、つい見てしまい、原作マンガも数回分読みました。

マンガの方がエロティックで、雪枝彩女（入山法子）はマンガよりだいぶクールな印象です。
北は痴漢の冤罪を着せられて、周囲の誰からも信じてもらえず死を決意するも死にきれず、死ぬ前に北海道に蟹を食いに行く、と決意します。その道連れになるのが彩女ですが、そんな男について行く女ですから、こちらも自暴自棄なんですね。その理由は夫との関係なのか、健康上のことなのか、あるいは他にも何かあるのか…と、謎を残しつつ道行きは続きます。
最終的にどうなるのか気になる話ではありますね。
あえていうなら不倫ジャンルに入るし、なんとなく見て行く感じになるかも。

『イケメン共よ メシを喰え』

第2話まで放送済みです。
めちゃくちゃ少食でイケメンオタクの文芸誌編集者・池田好美（筧美和子）が、新入社員のイケメン・細見賢人（井上祐貴）と食事をした時に猛烈な食欲を感じたことから、イケメンをおかずに食事をしていくことになるという、これまでにないグルメ？系ドラマ。
食べ物系のドラマは毎期いくつかあって、人気のジャンルなんだと思います。それぞれ被らないように趣向を凝らしているようです。本作はマンガ原作があるようですね。

馬鹿げた話といえばそれまでですが、二大欲求を同時に満たす（食欲しか結果的には満たされてはいないかもですが）、あながち間違ってない設定ですし、毎回違ったタイプのイケメン登場ということで、なかなかおもしろいんじゃないでしょうか。ドラマという意味では微妙ですけれども。
井上祐貴さんは、私はこれが初見なのですが、ちょっと伊藤健太郎さん系というか、影のある感じのイケメンですね。見た目きつい感じなので、ほんの１ミリ優しさを見せただけで人を感激させることのできるタイプ笑。
筧美和子さんも初見ですが、今期いろんなドラマで名前を見かけます（が、まだ見慣れないためちゃんと同定できていません）。
軽い気持ちで見ていきます。