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フードインク まとめ

amazon primeビデオにて閲覧できる「フードインク」を鑑賞。

要点の箇条書き

* 米国スーパーの商品点数平均47000種類
* トマトはガスで成熟された、いわば概念上のトマト
* エリック、シュローサー「ファストフードが世界を食い尽くす」

* マクドナルドの工業化、単純作業化
* 牛肉、じゃがいも、レタスの最大の買い手となったマクドナルド
* 一握りの企業がフードシステムを支配している
* 1970年代牛肉大手5社が市場の25%を占拠
* 今では、大手4社が市場の80%を占拠
* 市場最大の生肉会社 タイソン


* ひなは50年前の半分の日数で倍の大きさに成長する
* 胸肉が好まれるために、品種改良して胸肉の大きな鳥を作った
* 養鶏所はひなを預かっているだけ、所有者は大企業
* タバコ農業の衰退後養鶏の道に進んだ住人
* これは養鶏じゃない。工場で作られる製品と同じ
* 鳥は自分の重さに耐えられずにへたりこむ
* 抗生物質アレルギーになった養鶏家
* 不法労働者の生活の糧になっている。不平もいわない権利もない
* 会社に農家は借金をしている、
* 鶏舎1棟の建築費は28-30万ドル
* 初期投資すると、次から次に新しい機械導入を促してくる
* 従わないと契約を打ち切られる
* パーデュー社は取材を拒否
* 平均的な養鶏農家の借入金50万ドル以上
* 年収は約18000ドル


* マイケル、ポーラン「雑食動物のジレンマ」


* 私たちは食べ物を語る権利がある。どうやって作られたのか。誰ものものか
* スーパーの種類豊富な商品に関与しているのは数社と数種類の穀物
* 全てがアイオワのコーンばたけにたどり着いた
* 工業食品のほとんどはコーンを原材料にしている
* 100年前は1エーカーあたり635キロ収穫
* 今ではもっと多い。肥料と殺虫剤メーカーの功績
* アメリカの農地の30%がコーン
* 助成金で実際のコストよりもやすく作れる
* 生産過剰状態
* 高果糖コーンシロップ
* スーパーの90%以上にコーンシロップか大豆が含まれている
* ケチャップ、チーズ、乾電池、ピーナッツバター、スナック菓子、ドレッシング、ダイエット甘味料、シロップ、ジュース、粉末ジュース、オムツ、鎮痛剤、ファストフード
* コーンは、食品添加物、乳化剤、抗酸化剤、隠れた成分にはコーンを原料とするものが多い
* 家畜の飼料もコーン
* 川魚にもコーンを食べさせる


* アメリカ人は1年間に90キロ以上の肉を食べる
* 安い穀物で飼育すればお肉も安価になる
* CAFO高密度家畜飼養経営体


* 牛はコーンを食べるようにできていない
* 牛は草を消化するように進化した。コーンを与え続けると大腸菌が耐酸性をもちより危険な大腸菌へ変化する
* 大腸菌の突然変異。O-157


予期せぬ結果
* O157
* 監督機関が監督すべき当の企業に支配されている
* 天下り


* コーンの代わりに5日間牧草を与えれば大腸菌の8割が死滅する
* ビーフプロダクツインクはO−157対策としてアンモニア導入
* アンモニアで殺菌されたハンバーガーのパテ 気持ち悪い
* 全米の70%パテはビーフプロダクツ社のもの


* 貧困でハイカロリーなものしか口にすることができない。満腹感が欲しいから
* 朝6時に出て帰ってくるのは夜の10時。時間がない
* 野菜とソーダーを値段で同じ天秤で測るのはどうかと思う
* 高カロリー食品が安いのは国の助成金のせい
* スナックのカロリーは原料からくる、小麦コーン大豆のカロリー
* 所得水準が低いほど肥満率が上がる。
* 塩、油、砂糖。自動的に選ぶようになっている。味
* 2000年以降出生のアメリカ人、、3人に一人糖尿病
* マイノリティの場合子供の2人に1人が糖尿病


* J、サラティン、ポリフェイス農家


* 巨大工場の壁をガラス張りにすれば、フードシステムは変わるよ
* ここの鶏肉の細菌は133CFU/ml。店で買ってきたものは3600
* 卵1ダーズが3ドル?嘘だろ!!と75セントのソーダを飲みながらいう
* 人間はどれだけ標的を間違えてきたか
* 今の農業は技術屋の文化だ
* コーンをどれだけ効率的に作るかばかり。牛にコーンを与えていいかは考えない
* 豚を命ないものとして扱い、人間が勝手に操作できると思うような文化はどこに行っても豚を見るのと同じような侮蔑的で傲慢な目で人間を見るだろう

ターヒル
* バスで労働者を輸送している160キロ圏内
* ファストフード業界の需要を満たすために食肉企業も巨大化
* 不法移民の多くはメキシコのコーン農民たち
* 北米自由貿易協定により米国産のコーンが溢れて150万人以上のメキシコ人が失職
* 政府は長年不法就労社に目を瞑っていたが運動が起こると取締を始めた
* 企業ではなく労働者を取り締まる
* 生産ラインに影響がでないように、1日に取り締まる人数は会社と警察で合意済み
* 従業員が逮捕されているのに会社はなにもしない
* 安い食品を買うためにいかに代償を払っているか


* 安い食品を作るために、環境コスト、社会コスト、健康コストをそこに加える
* 工業食品には、正直な値段がついていない
* 全てを別の視点でみることが重要


* G、ハッシュバーグ ストーニーフィールドファームCEO



* 資本主義をすてるような極端なことはしない
* 今は地球温暖化をとめるべきだ
* ビジネスが汚染の元
* 地球を破壊しているあらゆるものの元凶がビジネス
* ニューアルケミー 反逆の生物学者集団
* 新興宗教のようなもの、代替療法をもちいたが所詮仲間内だけ
* どっぷり信仰に漬かった人に説教するだけで、本当に伝えるべき人にメッセージが伝わっていなかった
* 別の角度からものごとを見ることが必要
* 2008年全米第3位のヨールグトメーカー
* 大手企業は有機栽培せずに提携する
* 有機になだれこんでいる
* ウォルマートはあきらかに評判が悪い。ボイコットしている人もいる
* 感情は置いて、事実に向き合う
* ウォルマートが有機にむかうのは、儲けのため


* 20世紀、農民一人が養うのは6〜8人
* 現在アメリカの平均的な農民は126人を養う

* モンサントはラウンドアップを開発した会社
* ラウンドアップに耐性をもつ大豆を開発した
* 除草剤を撒いても収穫できる
* 1996年 モンサントが耐性大豆を売り始めたころ、同社の特許遺伝子をもつ大豆は全米の2%
* 2008年には90%を占めている
* 種子の保存禁止
* 違反者を取り締まるために、監視員やホットラインを設けている
* 種子を保存するものは特許侵害で捜査される
* 種子洗浄?
* 遺伝子を組み換えて特許をもつ。そんな農業なんてありえない
* 食べ物の知的財産権をモンサントが握る。マイクロソフトのようだ
* 証明書付きの種子を買えなくなったら?
* モンサントが認可していない農家のリスト(ブラックリスト)=モンサントのたねを買えないということ。つまり何も植えられないということ。
* 影響力のある農民を一人倒せれば残りの農民を脅せる
* なんでも言うことをきけ。戦うな。とアドバイスした


* トマス裁判官はモンサントの弁護士だった
* 農民が種子を保存することを禁じるという裁判で彼は賛成意見を書いた
* 自分たちが何を食べているかは消費者の目から隠されている
* クローン動物由来食品にはそれを表示する義務を求める
* ラベル表示を懸念するのは、消費者に無用な恐怖心を抱かせるから
* 企業が消費者にクローン技術の価値を教育するまで表示が有益だとは思えないから
* ファストフードはカロリー表示に反対
* トランス脂肪酸がはいっていることを隠したい
* スーパーの70%の食品に遺伝子組み換え素材が入っている
* 風評被害法
* オプラが訴えられた。最終的に100万ドルと6年の歳月をかけて勝訴した
* チーズバーガー法

* うちで年間4万ガロンの軽油を使う
* 子牛1頭を処理場に運ぶのに75ガロン
* 食糧危機で政府崩壊
* 台所で何が起こっているか
* 嫌悪感で背を向け代替品を探し始める
* 消費者は自分に影響力があると思っていない
* 企業から差し出されたものを消費するだけだと思っている
* チップスより人参がもうかるように政策レベルの変革が必要
* タバコ産業との戦いは、企業の無責任な態度を変えさせることができる証
* 俺たち農家は市場が求めるものを作る。健全な良い食品を要求してくれれば届ける。アイディアを尽くして必ず届ける。


私たちができること
* 私たちにはシステムを変えるチャンスが1日3回ある。(食事)
* 労働者や動物に優しく、環境を大事にする企業から買う
* 旬のものを買う
* 有機食品をかう、成分を知る、ラベルを読む
* 地産食品をかう
* 農家の直販で買う
* 家庭菜園を楽しむ
* 家族みんなで料理を作りそろって食べる


ざっと、内容を箇条書きしましたが
興味持ったかたはぜひフードインク。見てみてください。
Amazon primeビデオで無料でみれます。


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