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ポンポコー❗️

午前0時過ぎ。母からの着信。(こんなに夜遅くかかってくるなんて何か悪い報せだろうか、、)と半ば恐る恐る電話に出てみると、「もしもし。あのねぇ、たぬきが家族連れてきたの❗️」「えっ⁉️」と思わず驚いて聞き返すと、「そうなのよ。たまにちょっと来ない時があるんだけど、ここ何日間か来なかったから、あー捕まったのかなぁとか事故に遭ったのかなぁとか心配してたんだけどまた来たのよ。」「うん、うん。」と相槌を打ちながら聞く。「最近どうも変だなぁと思ってたの。1匹にしては前より散らかしてあるし、出してある猫のご飯があっという間に全部なくなってたからおかしいなぁと思ってたのよ。」「うん、うん!」と興味津々の私。「そしたらね、、、」「うん❗️」早く聞きたい私。「さっきカリカリ食べる音がしたからそーっと聞いてたら、カリカリの音がハモリ出したのよ❗️」思わず私は「ワッハッハッハー❗️」と笑い出してしまいました。「カリカリッ、カリカリッ、っていう音と、カリッ、カリッ、っていう音がハモっちゃってね笑」と笑いながら話す母。一緒に私も大爆笑!

前回書きましたが、うちの実家は関東近郊。そんなことが関東近郊の民家で起きるなんて。

私が「見てみたい❗️」と言ったら母が「私も見たいんだけどすぐ逃げちゃうから見れないのよぉ。」と。先に来ていた1匹は慣れてきているので母が見に行っても逃げないけれど、新しく来た子達は母がどんなにそーっと見に行っても足音がわかってサーッと逃げていくそうです。

母と私は、きっとうちに来なかった間、奥さんと子供のいる山に帰っていたのかもしれないねと話しました。
最初にうちに来た頃はまだ子供が産まれる前か、小さかったのか。
山の下に降りてきて我が家を見つけ、暫く様子を伺い、ここなら安心してご飯を食べさせて貰えると思って奥さんと子供を迎えに行ったのではないかと。
そこできっとどうしようか相談したんだろうと。(たぬき語で)

野生動物は飼ってはいけない。
もううちで飼えるなら飼いたいけどそれはできない。
捕まってしまったらしょうがない。
それはどうすることもできない。
でもうちに来ている限りご飯をあげることぐらいはしたい。
というのが母の思い。

動物も人間も望む環境で過ごすのが一番ですがなかなかそうはいかないのが現実。

自然と環境の問題は根深いものだと思います。

そしてなるべくならずっと来て欲しいポンポコ(╹◡╹)

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