大阪の行政の方向性とインバウンド

「#サンデーステーション」で #インバウンド 客がなぜ #大阪 に集まるのかという特集をやっています。確かにここ数年、特に難波・日本橋周辺(ミナミ)は外国の方がすごいです。

でもそのインバウンド効果が大阪市民・府民に還元されてるか・・・多分儲かってるの一部の方々だけですよね。大多数の方々は「なんや外国人が多くなってごちゃごちゃしてきたなぁ・・・」という感想だと思います。

児童相談所の把握件数が全国ワーストだとか、西成のあいりん地区総合センターが、代替施設も不十分なまま閉鎖され、中の貧困労働者が締め出されて野宿しているという、貧困層に深刻な問題が大阪には山積みですが、市や府当局は児童相談所の職員の増強をせず非正規雇用の方に押し付けたり、生活保護のケースワーカーの募集も非正規雇用だったり、社会福祉的には冷たい行政なんです。

維新の会率いる現在の大阪の行政は「大阪を日本のパリにする」と言っていますが、現実はもっと猥雑でごちゃごちゃしてますよね。(これは、大阪の持っているキャラクターがそうだからかも知れませんが)

先日も吉村大阪府知事が、豊中市の服部緑地公園を視察し、民間の施設を誘致して大阪城公園や天王寺公園のように活性化したいと言っていました。

維新の方にすると、緑ばかりでお店や営業施設がない公園は「もったいなく、空き地に見える」そうです。

公園の木を伐採して吉本の劇場を建てたり、木にイルミネーションやスピーカーをくくりつけてキラキラさせたりするのが、維新流の公園活性化です。落ち着いた憩いの空間を公園に求めている人も多いと思いますが、全く無視・・・。

それでも、維新と利害関係がありそうな方々以外にも維新の人気って大阪では未だに高いんですよね。なんででしょうか・・・?

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